2010.09.19 SUN
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vs東北楽天 第21回戦

昨日の悔しい逆転サヨナラ負けを喫した借りを返すべく臨む今日の試合。ファイターズの結果次第ではクライマックスシリーズ進出圏外の4位転落もあるだけに、これまで以上の強い執念を胸に、仙台での連敗ストップを狙います。

初回、制球の定まらないイーグルス先発・ラズナーに対し、3つの四球などで2死満塁とすると、6番・サブローがしぶとく中前に運ぶ2点適時打を放って2点を先制。「なんとか打って相手にダメージを与えたかった」という一打で先取点を奪います。

しかしマリーンズ先発・吉見はリズムに乗れず、その裏、聖澤に先頭打者弾となる4号ソロ本塁打を許して2対1。さらに2回にも長短打などで走者をためると、牧田に犠飛を許して2対2の同点に追いつかれ、試合を振り出しに戻されてしまいます。

何とか踏ん張りを見せたいところでしたが、3回に、2本の二塁打で勝ち越し点を許し、ここで吉見はマウンドを救援陣に託します。

投手陣をもり立てていきたい打線は、4回に2死1,2塁から2番・清田が「気持ちで持っていった」と語る左中間への第2号3点本塁打を放って5対3。試合をひっくり返します。

直後の4回裏に2番手・川越が牧田に3号ソロ本塁打を許して1点差とされますが、5回に3連打で満塁のチャンスを生み出し、迎えるは代打・福浦。ここでキッチリと犠飛を放ち、1点を追加して6対4とリードを広げます。

その後はマリーンズの救援陣が奮闘。5回裏は前の回から登板の内、6回は伊藤といずれも相手打線をねじ伏せて、反撃の余地を与えません。

7回裏には1点を返されて1点差に詰め寄られますが、8回の2死1,2塁のピンチでは早くも小林宏を投入。今日2打点の牧田を仕留め、リードを保って最終回へ持ち込みます。

今日こそ連敗ストップが目の前に迫っていましたが、イニングをまたいで登板の小林宏は先頭の内村に出塁を許すなどして1死1,3塁。迎えた高須にカウント2-1から投じたフォークを左翼席へ運ばれてしまい、6対8。今日も仙台で勝利の女神に微笑んでもらえず、連日のサヨナラ負けとなってしまいました。

清田の一発で試合をひっくり返すと小刻みな継投を見せ、最終回には西村監督自らマウンドへ足を運ぶなど、勝利への執念を見せましたが、その思いは結実せず。しかし、まだまだすべてが終わったわけでありません。明日こそ仙台での負の連鎖に終止符を打ち、クライマックスシリーズ進出を確かなものとしていきましょう。

vs東北楽天 第21回戦

「昨日と同じ展開になってしまった。9回の先頭を出してしまった。
先頭を出すと苦しくなってしまう。
ピンチになって、宏之へ激励と守備位置の確認でマウンドに行った。

今日は早目の継投でいった。勝たなくてはいけないから。誰も責められない。

宏之は昨日、今日と苦しい場面でのマウンドだった。
引きずらないようにこちらでフォローしてあげないといけない。

みんなで気持ちを切り替え、とにかく明日に向かっていくしかない。明日の先発はペンだよ」

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