2010.09.20 MON
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vs 東北楽天 第22回戦

2日連続でまさかのサヨナラ負けを喫し、仙台で苦杯をなめ続けているマリーンズ。今日こそ連敗を止め、1つでも上の順位を目指していきたいところです。

初回、イーグルス先発・永井から1番・西岡が今季2本目となる先頭打者本塁打を左翼席へと運び、「先頭打者として勢いがつく打撃がしたかった」という一打で幸先良く先制に成功。さらに相手の失策で出塁した3番・井口を2塁に置き、5番・福浦が適時打を放ち追加点を奪います。

しかしマリーンズ先発のペンは2回に山崎武に26号ソロ本塁打を許し、3回には1死3塁から高須に適時打を浴びて同点に追いつかれてしまいます。

打線は4回、安打と四球などで2死1,2塁とし、2番・今江がしぶとく食らいつく適時打を放って3対2と勝ち越しに成功します。

援護を受けたペンが4回、5回を3者凡退に打ち取り勢いを作ると、6回には2死2塁の場面で西岡が「1本目よりも2本目の方が、感触が良かった」と振り返る大きな当たりを左翼ポールに直撃させ、今日2本目の11号2点本塁打でさらに点差を広げます。なおも2死1塁から井口が左中間への適時二塁打を放って6対2。イーグルスを突き放します。

6回から継投策に出たマリーンズは、2番手・内をマウンドに送りますが牧田に適時打を許してしまいます。さらにその後代わった古谷が捕逸の間に走者の生還を許し、6対4と2点差に迫られます。

点差を引き離し試合を決めたい打線は7回、7番・大松、8番・清田の連打でチャンスを作ると、代打・角中が四球を選び2死満塁。西岡がこのチャンスに執念の内野安打を記録して1点をもぎ取り、7対4とします。

しかしその裏に内野ゴロの間に1点返されると、8回には2死1塁から聖澤に5号2点本塁打を浴びてしまい、終盤で同点に追いつかれてしまいます。

9回はお互いに点を奪うことはできずに試合は延長戦へ。両チームともに決定打を生み出せぬまま迎えた12回、2死から西岡が安打で出塁すると、続く今江は左翼線への痛烈な二塁打。この間に西岡が相手捕手・嶋をはね飛ばす執念のホームインを見せると、さらに4番・金泰均も適時打を放ち、9対7と勝ち越しに成功します。

その裏のマウンドに上がったのは小林宏。先頭の高須に安打を許したものの結局3人で締め、5時間を超える死闘、そして仙台での連敗に終止符を打ちました。

ついに鬼門・仙台で勝利を飾った勢いそのままに上位浮上へ向け加速していきましょう!

今江選手

-今日のヒーローは決勝タイムリーの今江選手です。おめでとうございます!

(今江)ありがとうございます。

-今日も非常に苦しい展開となりましたが、決勝タイムリーを打った瞬間の感想を聞かせて下さい。

(今江)打った瞬間は、外野手の守備位置とかもいろいろ考えて守っているので、あそこに飛んで点が入るかなと思ったんですけど、ランナーの西岡が一生懸命走ってくれて、セーフになってくれて本当によかったです。

-そしてこのKスタでなかなか勝てない中で、今日の連敗ストップはいかがですか?

(今江)もう本当にここ最近ずっと漫画のような展開が続いていたので、どうなることかと思っていたんですけど本当に良かった、もうとりあえず形どうこうあれ勝ててよかったです。

-そして今江さん自身も今日5安打ということですが?

(今江)個人的なことはもう本当にどうでもいいといったらおかしいですけど、チームが勝てばそれでOKです。

-チームが勝って嫌な流れも断ち切って、いよいよクライマックスシリーズへ向けて一つ一つまた重要な戦いが続いていきます。

(今江)本当にもうここまで来たら、一試合一試合全部勝つしかないので、しっかり一戦一戦集中してやっていきたいと思います。

-そして今日はこの長いゲームを最後まで応援してくれたロッテファンの皆さんに一言メッセージをお願いします。

(今江)今日ももちろんなんですけど、昨日、一昨日と本当にたくさんの人が応援に来てくれて力になっているので、これからも残り試合少ないですけど応援よろしくお願いします。

-今日のヒーロー今江選手でした。ありがとうございました。

vs東北楽天 第22回戦

「ここ仙台での久しぶりの勝利。今シーズンは初勝利。仙台のマリーンズファンに勝利を捧げる事が出来て本当に良かった。

今日も苦しい試合展開だった。同点に追い付かれても選手達は最後まで諦めずによくやってくれた。

剛が12回2死からヒットで出塁してくれたのが大きい。そして、今江のヒットで一気にホームまで帰ってきてくれた。スライディングは際どかったが、彼の気持ちが出ていた。それがチームにも伝わっていた。今日も4安打で2本のホームラン。本当にチームを引っ張ってくれている。

宏之もよく投げてくれた。試合展開によって今日は休ませるつもりだった。しかし、最後は宏之しかいないと思った。先頭打者には打たれたが、後続をしっかり抑えてくれた。チームを勝利に導いてくれた。

試合後に笑顔が出るのはいいね。勝たないといけないと言う事です。明日、明日の試合が大事。

今シーズン最後の仙台を勝って終わりたいね。明日の先発はマーフィーだよ」

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