

vs 福岡ソフトバンク 第24回戦
前回の試合は仙台での今までの鬱憤を晴らすかのような大勝。昨日ファイターズが敗れたため単独3位となったマリーンズは、さらなる上位を目指すべく今季最後となる2位・ホークスとの試合に臨みます。
打線は初回、1番・西岡がホークス先発・和田から右前安打で出塁し、2番・今江の犠打で1死2塁といきなりチャンスを迎えると、自身2度目のシーズン100打点に王手をかけていた3番・井口が右翼ポール直撃の16号2点本塁打を放ち2対0。「初回の最初のチャンスで先制することができたのは、とても意義のあること」というベテランの一発で先制に成功します。
援護を受けたマリーンズ先発・コーリーでしたが、安打と四球などで1死満塁とされると、多村の適時内野安打で2対1。続くペタジーニには押し出し四球を与え2対2の同点に追いつかれます。さらに松田にフェンス直撃の2点適時二塁打を浴び2対4となり、ここで2番手・吉見が登板しますが川崎に2点適時二塁打、本多に2点適時打を打たれ2対8。打者一巡の猛攻でこの回逆転を許してしまいます。
追いかける打線は3回、1死から井口が「スッと入ってきたボールをうまいこと打ち返すことができた」という2打席連続となる17号ソロ本塁打を左中間席最前列に運び、3対8と1点を返します。
2回以降は吉見が落ち着いた投球で相手打線を封じると、5回からは3番手・内が登板。威力のある直球を投げ込んで5回、6回と無失点に抑えます。
しかし打線は4回以降、和田の前に6回までわずか1安打に抑えられ、反撃の糸口をつかむことができず。7回にはこの回先頭の7番・大松が左前安打で出塁しますが、後続が倒れ無得点。8回には2番手・攝津を打ち崩すことができません。
2回以降、相手打線を封じてきた救援陣でしたが、8回に前の回から登板の4番手・小野が2本の安打で1死1,3塁とされ、5番手・古谷を投入。しかし古谷は川崎に中前適時打を浴び、3対9と追加点を許します。
9回、ホークス3番手・ファルケンボーグから5番・サブロー、6番・清田、大松の3連打で満塁のチャンスを演出しましたが、ホークス4番手・森福に後続が打ち取られ試合終了。3対9で敗れ、今季のリーグ優勝の可能性が断たれました。
まだ3位以内を死守してクライマックスシリーズに進出する道は残されています。残りは5試合。全力で戦い、2位浮上を目指して果敢にアタックし続けましょう!
vs 福岡ソフトバンク 第24回戦
「ここ何試合か同じような失敗をしている。先制するが逆転されてしまう。
残り5試合、細かいプレーをしっかりやらなければいい結果に繋がらない。アウトを取れる所はしっかり取らないとビックイニングになってしまう。
今日の敗戦でリーグ優勝が消えてしまったが、どういう状況でも勝つしかない。最後まで望みがある限り。
明日は試合がないが、明後日からのバファローズ戦へ向けてしっかり練習する」