2010.11.03 WED
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日本シリーズ vs中日 第4戦

昨日は1カ月ぶりの千葉マリンで見事ファンの期待に応える勝利をつかんだマリーンズ。今日の試合でも盤石の試合運びで日本シリーズ制覇へ王手をかけたいところです。

先発のマウンドには、8月26日以来の登板となる唐川。その唐川は満員のスタンドから大声援を受け、初めての日本シリーズとは思えぬ落ち着いたマウンドさばきで3回まで無失点に封じる上々の立ち上がりを披露します。

その唐川を援護したい打線は3回、1死から9番・岡田が安打で出塁し暴投の間に2塁へ進塁すると、ここで1番・西岡が適時二塁打を放ち、1点を先制します。さらに3番・井口が「うまく外のボールを打つことができた」と大勢のファンが待つ右翼席に2号2点本塁打を叩き込み、3対0とします。

援護をもらった唐川でしたが、直後の4回、先頭の森野に三塁打を浴びると、続く和田の適時二塁打で3対1。ブランコを打ち取ったところで救援陣に後を託します。しかし2番手・古谷が野本に犠飛を打たれ、1点差に詰め寄られてしまいます。

続く5回、3番手・小野は自らの失策などで無死満塁のピンチを招くと、併殺打の間に3塁走者の生還を許し、3対3の同点となります。

その後打線は6回に今江の三塁打を起点に2死1,3塁、8回には清田の安打を足掛かりに2死1,2塁といずれも好機を演出しますが、勝ち越し点には結びつきません。

9回は両チームともに得点圏に走者を進めるも決め手を欠き、試合は延長戦に突入します。

10回からは5番手・伊藤が登場。無失点に封じるとその裏、先頭の清田が死球で出塁し、続く井口の安打に対して右翼手・英智が打球処理を誤り2,3塁。さらにその後、敬遠などで1死満塁と一打サヨナラのチャンス。しかし、6番・福浦の放った打球は三塁手・堂上直の正面を突いてしまい、併殺に打ち取られてしまいます。

直後の11回、1死から安打と犠打で2死2塁のピンチを迎えると、大島の放った打球は前進守備の中堅手・岡田の頭上を越え、勝ち越し適時三塁打となってしまいます。

その裏、同点に追いつくべく代打攻勢を仕掛けましたが実らず試合終了。4時間半を超える熱闘はドラゴンズに軍配が上がってしまいました。

これで千葉マリンでの西村監督胴上げはなくなってしまいましたが、日本シリーズ制覇までついえた訳ではありません。明日の今季最後となる千葉マリンでの試合を必ず制し、王手をかけて名古屋へ向かいたいところです!

日本シリーズ vs中日 第4戦

「あと一本が出なかった。ミスもあった。短期決戦でミスは流れが一気に変わってしまうが、みんな一生懸命やっている。まだ五分になっただけ。明日切り替えてやるだけ。

先発の唐川は久しぶりの登板で球が少し高めに浮き出したので早めの継投にいった。そのあとのブルペン陣がしっかりゲームを作ってくれた。

日本シリーズは延長15回なので、シーズンとは選手起用が変わってくる。とにかく、まだ2勝2敗になっただけ。また明日マリンで出来る。切り替えてやるだけ。明日です、明日」

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