

vsオリックス チャリティーマッチ第1戦
東日本大震災のチャリティーマッチとなった本日の試合。被災地を勇気づけるべく、マリーンズとバファローズの両チームともに全力プレーでぶつかり合います。
2回表、打線は相手先発・朴賛浩から2つの死球で1死1,2塁の好機を作ります。ここで7番・サブローの当たりは遊ゴロとなり6-4-3の併殺を狙われるも、1塁への転送が悪送球に。2塁走者がかえり、1対0と先制します。
序盤に先制点をもらった先発の光原は毎回走者を背負うも、ピンチの場面で変化球の制球が定まる投球術が光り、5回を投げて被安打3、無失点の力投。古巣を相手に見事な投球を見せマウンドを降ります。
先制しながらも朴賛浩の前に安打が出ずにいた打線は6回表、先頭の1番・清田がチーム初安打となる二塁打で出塁します。その直後、ボークで進塁し無死3塁とすると、2番・荻野貴が技ありの適時打を放ち2対0。嫌な雰囲気を一気に払拭する連打で、追加点を挙げます。
好投した光原の後を受け、6回裏からは山本一が登板。走者を出すも力のある直球を主体に後続を打ち取ります。
粘りの投球を見せる投手陣をさらに援護したい打線は7回表、途中出場の6番・岡田、7番・サブローの連打などで1死1,3塁と好機をつくると、里崎の犠飛で3対0。じわじわと点差を広げます。
7回の攻撃で勢いづいた打線は、8回表には代わった鴨志田から、岡田の適時打と8番・福浦の2点適時二塁打で6対0。終盤に相手を突き放し、勝負を決めにかかります。
守りでは山本一の後を受けた大谷が7回裏、伊藤が8回裏を無失点で守り切り、相手の反撃の芽を摘んでいきます。
完封勝利がかかる9回、マウンドには吉見が上がります。その吉見は1死1,3塁で犠飛を浴び6対1としますが、最後は代わった川越がしっかりと締め試合終了。惜しくも完封勝利は逃しましたが、先発がしっかりと踏ん張り、打線が中盤以降の好機をしっかりと生かす見事な試合運びで、価値ある勝利をもぎ取りました。
vs オリックス チャリティーマッチ第1戦
「今日は12球団でチャリティー試合が各地で行われたね。
まず、地元・千葉をはじめ被災された方々には心からお見舞い申し上げ、一日でも早い復旧と復興を心からお祈りしております。
本当に今日も沢山の方々が球場に足を運んでくれ、募金にも協力してくれてありがたいですね。感謝しています。これからも、我々にできることをやっていきたい。
今日の試合は先発の光原がランナーを出しながら、要所要所で締めてくれた。いい投球内容だった。
この前の大嶺もいいものを見せてくれた。先発ローテーションが難しくなるね。いい悩みが増えてしまった。明日は外国人2人が投げるから、そのピッチングも楽しみにしている。
打線は5回まで抑えられていたが、その後にうまく攻略してくれた。
こういう試合にいい試合ができて良かった。明日もチャリティー試合があるから多くの方に足を運んでほしいね」