2011.06.19 SUN
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
0
0
0
0
0
4
0
0
3
1
0
0
0
0
0
0
0
0
R
H
7
9
1
6

vs東京ヤクルト 第4回戦

昨日で連勝は止まったものの、守りの野球は相変わらず健在。王手を懸けている交流戦通算100勝を飾り、良い形で交流戦最後の試合を締めたいところです。

先発バッテリーは神宮初見参となる唐川と、6月9日以来のスタメンマスクをかぶる里崎。初回、2本の安打を浴びるなどして2死満塁とされます。ここで迎えた宮本に適時打を打たれ1点を先制されますが、続く森岡を三振に仕留め最少失点で切り抜けます。

一方の打線は相手先発・石川に対し、2回に7番・福浦のチーム初となる安打などで得点圏に走者を置きますが、あと一本が出ず得点なりません。

2回以降は徐々に立ち直りを見せていた唐川は、4回に2死満塁とピンチを迎えると、打席には昨日決勝打を放った田中。しかしここは遊ゴロに仕留め追加点を許しません。

粘投を続ける唐川を援護したい打線は6回表、先頭の1番・岡田が安打を放つと2番・伊志嶺の犠打、3番・井口の安打で1死1,3塁とします。ここで「侑己(唐川)が頑張ってくれているから、このチャンスで何とかしてやりたかった」と語る4番・大松が右前適時打を放ち同点に追い付き、続く5番・今江も右前に適時打を放ち2対1と勝ち越しに成功。さらに里崎の四球を挟み、7番・福浦が2点適時打で続き4対1。犠打と四球を挟む5連打で逆転し、優位に立ちます。

逆転してもらった唐川は安定感を増していき、8回まで3者凡退に抑える好投。途中から守備に入った遊撃手・高口も好守備を連発し、相手打線に付け入る隙を与えません。

すると9回、2死から岡田が安打を打つなどして2塁に進むと、伊志嶺が適時打を放ち5対1。そして続く井口の放った打球は、黒く染まった左翼席に飛び込む5号2点本塁打となり7対1。欲しかったダメ押し点を挙げて試合を決めにかかります。

最終回のマウンドには2番手・内が上がり、無失点に抑えて7対1のまま試合終了。尻上がりに調子を上げた唐川の8回1失点の投球と、効果的に得点を挙げた打線がかみ合い、交流戦最後の試合を勝利で締めて節目となる交流戦通算100勝を達成しました。

序盤は苦しい戦いを強いられた交流戦ですが、大松の復調や大谷の台頭など明るい材料が出ると、終盤は4連勝するなどチームに勢いが付きました。この良い流れを持続してリーグ戦でも勝利を積み重ねましょう!

唐川投手

-ファンの皆様お待たせしました! 今日のヒーロー、唐川投手です!! ナイスピッチングでした!

(唐川)ありがとうございます。

-非常に良い形で6勝目を挙げました。今の気持ちを聞かせてください。

(唐川)今日先取点を取られたんですけど、野手が辛抱してくれて、欲しいときに点を取ってくれて、何とか勝てました。

-立ち上がり苦しんだかと思うのですが?

(唐川)ストライクが全然入らなくて、途中からソロホームランはOKと思って、ストライクを取りに一生懸命投げました。

-粘りが合ってそのあとはピシャリという感じでしたが?

(唐川)味方が点を取ってくれたんで、その後は楽に投げられました。

-去年の勝ち数の6勝に並びましたが?

(唐川)特にそれに関しては何も思うところはないですけど、これから求められてることは高いので、期待に応えられるようにと思っています。

-今日で交流戦が終わりました。巻き返しを期待するファンに一言お願いします!

(唐川)今まだ前半戦ですし、そんなに順位も気にすることはなく、最後に一番上に立っていられればいいと思うので、それを目指して皆で頑張っていきたいと思います。

-これからも期待しています! 今日のヒーロー、唐川投手でした!

(唐川)ありがとうございました!

vs東京ヤクルト 第4回戦

「最後にウチらしい戦いができたね。

5回まではうまくつながらなかったが、6回につなぐいい攻撃ができた。

9回も2死からチャンスを作っての得点。攻撃陣は少しずつ上向いている。

先発の唐川は自己最多に並ぶ6勝目。いつも言っているが、昨年ケガで悔しい思いをしているから今年に懸ける思いが強い。今日も初回に先制されたが、2回以降をよく踏ん張ってくれた。

交流戦100勝目らしいがチームの数字で私には関係ない。それより、交流戦最後の試合を勝てたことがうれしいね。シーズン再開へいい弾みになってくれたらいいね。

とにかく、まだまだ借金はある。一つずつ返していくしかない。24日まで4日間空いているのでしっかり練習していいコンディションで臨みたい」

  1. トップ
  2. 試合情報
  3. ゲームレポート