2011.07.09 SAT
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vs福岡ソフトバンク 第7回戦

去年のクライマックスシリーズを思い出させる成瀬の完封劇でカード初戦に勝利。上位を直接たたくこのチャンスを逃さないためにも、難敵・杉内を打ち崩していきたいところです。

昨日の勢いに後押しされたかのように、打線は初回からホークスの先発・杉内に襲い掛かり、1番・岡田の5試合連続となる安打、2番・伊志嶺の犠打で手堅く走者を得点圏へ進めます。2回も6番・今江が二塁打を放ち好機を演出するなど、いずれも得点にはつながりませんでしたが、2回終了時点までで杉内に40球以上放らせ、粘りの攻撃で杉内を攻め立てます。

一方の先発・大谷も初回,2回と得点圏に走者を許しながら要所を抑え、ホークスの攻撃をしのいでいきます。

しかし3回、先頭の本多に二塁打を許すと、松中に2点本塁打を被弾。さらに松田にもソロ本塁打を許し、3点のリードを許してしまいます。

さらに続く4回、2死から川崎の安打と盗塁で再びピンチを招くと、本多に適時打を浴び0対4。大谷はこの回を終えたところで降板となります。

すぐさま反撃に転じたい打線でしたが、徐々に立ち直った杉内の前に沈黙。3塁すら踏むことができず、攻略の糸口をつかめません。

それでも打線の反撃を信じ、中継ぎ陣が奮起。2番手・川越、3番手・山本一が中盤の悪い流れを立て直しに掛かると、今季初登板の4番手・上野が、7回にこの試合で初めての3者凡退。反撃の流れを呼び込んでいきます。

なんとか意地を見せたい打線は8回に8番・里崎、岡田と2本の安打で1死1,3塁とし、初めて走者を3塁へ進め、この試合最大の好機を迎えます。しかし杉内の粘りに屈し、無得点。本塁を踏めません。

結局9回も馬原から走者を出すことができず試合終了。杉内の通算100勝目を献上する悔しい敗戦となってしまいました。

首位相手に連勝とはなりませんでしたが、救援陣の粘りで終盤まで勝負の行方がわからない展開には持ち込みました。気持ちを切り換えて明日は勝利を収め、上位チームとの対決を勝ち越して千葉に帰りましょう!

vs福岡ソフトバンク 第7回戦

「先発の大谷は今日はボールが走っていなかったね。コントロールも悪く、甘く入ったボールをスタンドに運ばれた。相手打線を考えると、甘く入ってしまうと簡単に打たれてしまう。

今日は最後に投げた上野が今シーズン初登板だったが、いい投球を見せてくれた。次の登板も期待している。

打つ方では1,2回と先制のチャンスがあったから、そこで先制点を取っていかないとね。3回のけん制死も中途半端だった。思いっきりいってほしい。あれで流れが向こうにいってしまった。

とにかく、明日勝って勝ち越しで千葉に帰りたい。

明日の先発は渡辺俊介だよ」

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