

vsオリックス 第18回戦
東京ドーム3連戦で3連敗を喫し、仕切り直しとなったマリーンズ。今日からは本拠地・QVCマリンに3位・バファローズを迎えての戦いでしたが、追い上げも実らず2対4と敗戦。4連敗となってしまいました。
しかし、今日は随所に気持ちが出るプレーが飛び出し、最後まで諦めないチームの姿勢が見られました。
9番・捕手としてスタメン出場した的場は2回、バファローズの先発・西から中前安打を放つと、5回には1塁にヘッドスライディングを見せて内野安打。ムードメーカーが反撃の機運をもり立てます。
すると6回には、塀内がガッツ溢れるプレーで応えます。「前の2打席で三振していたので、何とかしたい気持ちだけ」と打席に入った塀内。2死2,3塁の場面で放った打球が投手の脇を抜けて2塁の後方に転がると、二塁手が逆シングルで捕球して、1塁へジャンピングスロー。しかし、「最後は気持ちが出て、ヘッドスライディングになってしまいました」と1塁に頭から滑り込み、気迫十分の適時内野安打を記録。「どんな形であれ、得点につながったのがうれしい」と振り返る、今季初打点となりました。
9回裏にも先頭打者として打席に立った塀内は、バファローズ守護神・岸田の直球に詰まりながらも執念で右翼手の前に落とす安打を放ちます。2009年9月20日以来、約2年ぶりとなる複数安打を記録しました。
また、8回に2死2塁から2番手として登場した木村は、李スンヨプを遊ゴロに打ち取ってピンチを切り抜けます。9回も続投した木村は、変化球を軸にバファローズ打線を3者凡退に仕留め、2点差のまま9回裏の攻撃につなげるという大事な役割をしっかりと果たしました。
それぞれの選手が気持ちを押し出してプレーすれば、それが大きな力となるはずです。明日、プロ初登板・初先発のマウンドに上がる阿部を、チーム一丸となって援護しましょう!!
vsオリックス 第18回戦
「初回に3四死球で3失点。立ち上がりは踏ん張っていかないと、いきなり3点は厳しい。
その直後に1点を取り返し、追い上げる気持ちは伝わってきた。
打線は今日もヒットは出るが、あと一本出ない。こういう状況が続いている。
最後はチャンスをつくり追い上げてくれた。これを明日のつなげなくてはいけない。
今日は的場や塀内など気持ちがあふれるプレーで盛り上げてくれた。とにかく、最後の最後まで諦めないで戦う。みんなでカバーして戦う姿を見せていきたい。
明日の先発は阿部和成だよ」