試合情報

残暑厳しい日曜日のQVCマリンに駆け付けたファンの声援に応えるべく、打線が奮起。初回に5点を挙げて試合をひっくり返しましたが、7回に逆転を許すと反撃も届かず6対7。連敗脱出とはいきませんでした。

来日した家族の前で、4番･カスティーヨが8月18日以来となる猛打賞を獲得する活躍を見せました。初回は1死1,2塁から適時打を放ち、マクレーン攻略の糸口をつかむと、2回には2番手･鴨志田から左前安打を放ち、チャンスを広げるバッティングを見せます。さらに、7回の第4打席にはチームが苦しめられていたフィガロの直球を逆方向にはじき返す巧みな一打。右中間を深々と破る二塁打を放ちます。

1点を追い掛ける9回は2死1塁で打席が回り、相手守護神･岸田からも右方向に良い当たりを放ちましたが、惜しくも右翼手に地面スレスレのところで捕球され、最後の打者となってしまいました。しかし、長い間合いを取る岸田に対しても集中力を切らさない姿勢が見られたカスティーヨ。明日からの試合でも、その力を遺憾なく発揮してもらいましょう。

また、6番に入った根元は初回、打線をつないで逆転を呼び込む右前安打を放つと、8回には1点差に迫る今季第1号本塁打をバックスクリーンに放り込みました。この調子を維持し、大学時代を過ごした仙台で、明日からも大暴れしたいところです。

投げる方では、先発･渡辺俊の後を受けて6回に登場した2番手･木村が好投。3連投のマウンドにも関わらず落ち着いた投球で、本塁打を放っているバルディリス、李スンヨプを打ち取ると、ここのところ打撃好調の代打･赤田も三邪飛に仕留めて3者凡退。若き左腕がリードを保つ大事な役割をしっかりと果たしました。

9連戦最後のカード、イーグルスとの3連戦が明日から始まります。久しぶりにビッグイニングを作った今日の攻撃の手応えを忘れずに、前を向いて戦い抜きましょう!!