2011.09.24 SAT
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vs埼玉西武 第20回戦

本拠地で迎える変則4連戦第2戦目。連敗をここでなんとしても止めるべく、満を持してエース・成瀬が上がります。

その成瀬は初回を無失点で切り抜けると、2回は変化球を巧みに操り3者凡退に打ち取ります。

一方打線は相手先発・西口に対し2回、4番・カスティーヨ、5番・井口の連打から無死1,3塁の好機を演出。ここで6番・角中が詰まりながらも右前適時打を放ち1点を先制すると、さらに1死2,3塁の場面で、8番・的場の内野ゴロの間に1点を追加します。

2点の援護をもらった成瀬は、要所を締める投球で相手打線の反撃の芽をしっかり断ち切ります。4回には先頭の中村に左中間へ大飛球を放たれるも、中堅手・岡田がフェンス間際でジャンプし好捕。右翼席から大歓声が上がります。

しかし5回、無死満塁のピンチから栗山に犠飛を打たれ、2対1。6回は無死満塁から2死までこぎつけますが、片岡に2点適時打を浴びて2対3。中盤に痛い逆転を許してしまいます。

なんとか流れを変えるべく、7回からは2番手・カルロス・ロサが登板。7回を3人で打ち取ると、8回は得点圏に走者を背負うも後続を断ち無失点。点差を広げることなく、打線の奮起を待ちます。

するとその裏、先頭の2番・根元の右前安打をきっかけに2死2塁のチャンスを演出すると、井口が今日3安打目、5月21日以来の猛打賞を獲得する中前適時打を放ち、3対3と同点に追い付きます。さらに2死1,2塁の場面で打席に入った代打・福浦の放った打球は右翼手の頭上を越える値千金の2点適時二塁打に。5対3と勝ち越します。

しかし9回、守護神・薮田が中島の適時打、浅村の犠飛で5対5と同点に追い付かれてしまいます。なおも2死1,3塁の場面、相手の放った打球が薮田を直撃。しかし必死に1塁へ送球してアウトに仕留め、味方のサヨナラに託します。

その裏の攻撃は相手守護神・牧田から一打サヨナラの好機を生み出すも、後続が打ち取られてしまいます。試合時間が3時間半を超えたため、規定により引き分けとなりました。

互いに譲らぬシーソーゲームを制することはできませんでしたが、土壇場で勝ち越した執念は次に必ずつながります。明日はペンの1軍復帰登板。連敗を止めるべく、全員で勝利をつかみにいきましょう!!

vs埼玉西武 第20回戦

「先制から逆転を許し、今までだったらこのままだったが、8回に逆転したのだからそのまま逃げ切りたかった。

薮田は間隔が空いていたせいか、彼本来のボールではなかった。それより、打球が当たった事が心配。足の付け根で、詳しい状態は今は分からない。

勝たなくてはいけない試合を引き分けてしまった。

明日、やるしかない。沢山のファンが来てくれているのだから、ファンが喜ぶ試合をしなくてはいけない。明日はやってくれると信じている。明日の先発はペンだよ」

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