

vs埼玉西武 第21回戦
リードされる中でも、昨日同様に終盤で粘りを見せたマリーンズ。しかし好守を連発した相手から流れを引き寄せきれず、1対4で敗戦となりました。
今日は先発・ペンが4月14日以来となる1軍復帰登板を果たしました。
ペンは初回から剛腕ぶりを発揮し、力強い直球とカーブを織り交ぜた投球で相手打線をねじ伏せます。2回と3回は相手の攻撃を防げず失点しますが、4回以降は立ち直り、4回に片岡からこの日初めての三振を奪うと、5回と6回もテンポ良く相手打線を打ち取っていき3イニング連続で3者凡退に抑える好投を披露。7回は2死から四球で走者を出すも、後続を打ち取り打線を眠らせたままにします。
ペンは7回を投げて96球、被安打5、奪三振2、与四球2。序盤の失点は悔やまれるも、試合を作る投球内容。今後のさらなる活躍を期待させてくれる復帰登板となりました。
一方の打線は相手先発・岸を攻めあぐねて5回まで出塁できず、完全に抑え込まれてしまいます。
しかし6回。1死となって打席には8番・的場。カウント0-1から高めの直球に力負けせず引っ張ると、遊撃手の頭上を越える左前安打に。これがチーム初安打となり、ムードメーカーが苦しい状況にあったチームを鼓舞。逆転への望みをつなぐきっかけとなりました。
引き分けを挟み8連敗となってしまいましたが、諦めない気持ちを前面に出した攻守を見せ続ける戦士たち。ファンの声援で彼らの力をさらに引き出し、明日の今カード最終戦で連敗脱出の光をつかみ取りたいところです。
vs埼玉西武 第21回戦
「ペンは久しぶりのマウンドで序盤は高めのボールが多かった。高めのボールは芯で捉えられると強い打球になる。
4回以降はいい感じで投げてくれたね。久しぶりの登板だったから、100球をメドに考えていたけど、7回まで良く投げてくれた。次も大丈夫だろう。
打線は相手投手の岸が良く、きっちり投げられるとそう簡単には打てない。しかし、何とかしないといけない。
今日もこれだけのお客さんが来てくれた。しっかり結果を出していかないとお客さんに申し訳ない。
ファンの期待しているのはマリーンズの勝利。勝つしかない。明日の先発は大谷智久だよ」