2011.09.30 FRI
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
3
0
0
1
0
0
0
0
0
1
1
0
0
0
1
1
0
1X
R
H
4
8
5
13

vs北海道日本ハム 第22回戦

昨日の勝利で長いトンネルを抜けたマリーンズ。今日から本拠地に戻って迎え撃つファイターズとは今季最後のカード。今日勝って連勝を果たし、弾みをつけたいところです。

自身初の2ケタ勝利を目指す先発・唐川は初回に制球が定まらず、3点を先制されます。

すぐに反撃したい打線は直後のその裏、相手先発・斎藤佑に対し1番・伊志嶺と2番・岡田の連打で無死1,3塁に。続く3番・今江の内野ゴロの間に3塁走者が生還し、1対3。さらに2回裏には7番・角中の安打などで2死1,2塁とすると、岡田の適時打で2対3と、1点差に迫ります。

2回、3回と無失点に抑えてきた唐川でしたが、4回にまさかの危険球退場となり、2番手・大谷にスイッチ。しかし1点を奪われ、2対4とされます。

打線は3回以降も好機を作りながらあと一本が出ない苦しい展開となりますが、6回表から登板した3番手・中郷が3者凡退に抑えると、打線が波に乗るように反撃開始。相手2番手・宮西に対し2死から伊志嶺が猛打賞となる二塁打を放つと、続く岡田も猛打賞となる適時打を放ち、3対4と再び1点差に迫ります。

続投となった中郷が7回も相手打線を3人で片付けると、勢いづいた打線はその裏、4番・カスティーヨの二塁打などで1死1,3塁とし、打席には7番・角中。痛烈な飛球は犠飛となり、ついに4対4の同点に。一人一人がつなぐ「和」の攻撃が結実します。

8回からは4番手・カルロス・ロサがマウンドへ。制球に苦しみながらも9回まで無失点に封じ、最後の攻撃に希望を託します。

引き分けとなる規定の3時間半に差し掛かろうかという9回裏、相手は守護神・武田久をマウンドへ。カスティーヨの四球と代走・工藤の盗塁などで1死1,2塁とします。ここで途中出場の塀内が安打でつなぎ1死満塁に。舞台が整ったところで打席に入るのは、前の打席で同点犠飛を放った角中。果敢に初球をたたいた打球は三遊間を破るサヨナラ適時打となり、5対4で試合終了。猛打賞を記録した3人の外野陣を中心に、打撃陣が必死の追い上げを見せて劇的な勝利をつかみました。

連敗の後に連勝を果たし、チームは本来の力を取り戻しつつあります。連敗の分を取り戻すためにも、明日も勝って連勝を伸ばしましょう!

角中選手

角中はお立ち台に立ちインタビューに答える
スタンドにサインボールを投げ込む角中
角中はファンの声援に両手を挙げて応える!

-手荒い祝福を受けていましたが、今はどんな気持ちですか?

(角中)(水をかけられて)寒いです(笑)

-でもスタンドの皆さんは本当に熱いと思いますよ!

(角中)もっと暖めて下さい!(笑)

-満塁で打席が回ってきましたが、どんな気持ちで打席に立ったのでしょうか?

(角中)緩い球が来るだろうなと考えていて、来たら初球から打っていこうと思っていました。

-抜けた瞬間はいかがでしたか?

(角中)正直打ち損じなんですけど、いいところに飛んでくれてよかったです。

-それから今日は同点の犠牲フライもありました。劣勢の試合展開でしたがどんなことを意識していましたか?

(角中)ボールが高めに浮いてきてくれたので、それをはじき返せたのがよかったです。

-やはり最後まで諦めない気持ちが続いたんですね?

(角中)そうですね。

-連敗が続いていた時期はどんな気持ちで戦っていたのでしょうか?

(角中)勝つという気持ちをもってやっていました。

-実はこれで千葉での勝利は19日ぶりとなりました。

(角中)確かに、自分が1軍に上がってからあまり勝てていないので・・・(苦笑)

-それだけにファンの皆さんの喜びも大きいと思いますよ!

(角中)まだまだ残り試合も頑張りますので、応援よろしくお願いします!

vs北海道日本ハム 第22回戦

「初回に3点を取られたが必死に諦めずに取り返してくれた。

唐川は初回に3点を取られ、良くなりかけたところでああいう形で降板となってしまった。その後の投手が良く踏ん張ってくれた。

今日は1番伊志嶺、2番岡田が7度出塁してくれチャンスを作ってくれた。欲を言えばチャンスでもう一本出ていればもっと楽な展開になった。

しかし、本当に選手達は粘り強く逆転してくれた。残り15試合。最後まで全力で戦うだけ。ファンの声援に応えられる試合をしていきたい。明日の先発は成瀬善久だよ」

  1. トップ
  2. 試合情報
  3. ゲームレポート