2011.10.01 SAT
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vs北海道日本ハム 第23回戦

劇的な展開で連勝をつかんだマリーンズはエース・成瀬をマウンドに送り、ファイターズとの今季最後となるカードでの勝ち越しを狙います。

その成瀬は初回、先頭の陽に6号ソロ本塁打を喫し0対1と先制を許しますが、後続を落ち着いて打ち取り最少失点で切り抜けます。

昨夜のサヨナラ勝ちの勢いが続く打線はその裏、2番・岡田の安打と今季31個目となる盗塁など足を生かした攻撃で2死1,2塁の好機を演出。続く2回にも昨日の殊勲者、7番・角中の二塁打で再び好機を作り出しますが、あと一本が出ず得点とはなりません。

初回こそ失点を喫した成瀬でしたが、2回以降は毎回のように得点圏に走者を背負うも追加点を与えない粘りの投球を披露します。

すると4回、先頭の4番・カスティーヨの中前安打、続く5番・井口の二塁打で無死2,3塁の場面を作り、打席には6番・福浦。「連打できたので自分もつなぐ気持ち」を持った福浦の放った打球は左前に落ちる適時打に。「ファンのためにも何が何でも勝たないと」と語る男の一打で1対1の同点に追い付きます。

尻上がりに調子を上げる成瀬。低めに制球された変化球を軸に5回から7回までを3者凡退に封じ込め、勝ち越しの機運を高めます。

直後の7回裏、岡田が猛打賞となる絶妙なバント安打で出塁すると、3番・今江の死球の後にカスティーヨも猛打賞となる安打で続き無死満塁とします。ここで井口にも猛打賞となる適時打が生まれ、2対1と勝ち越しに成功します。

8回も続投となった成瀬でしたが、先頭の陽に安打を打たれ、犠打で1死2塁とされると続く糸井に適時打を浴び2対2の同点となります。

その後はお互いに決め手を欠き、延長戦へ突入。10回は2番手・薮田、11回は3番手・カルロス・ロサが無失点で切り抜け、一気にサヨナラといきたいところでしたが、11回裏は3者凡退で攻撃が終了。試合時間が3時間半を経過したため、引き分けとなりました。

カード勝ち越しを決めることはできませんでしたが、岡田が連日の猛打賞を達成すると、井口、カスティーヨにも猛打賞が記録されました。この打線の勢いを明日も保ち、連勝を伸ばしてカード勝ち越しを決めましょう!

vs北海道日本ハム 第23回戦

「ヒットは出たけどね。あの回でしょう。7回に勝ち越して、尚、無死満塁であと1点でも取れていればね。

成瀬は初回にホームランは打たれたが、その後をしっかり投げてくれた。9回2失点で抑えてくれたから良く投げてくれた。もう少し点を取ってあげないとね。何とか勝たせてあげたかった。

明日はマリンでの最後の日曜日、絶対に勝たないといけない。明日は打線がつながる事を期待している。明日の先発はペンだよ」

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