2011.10.07 FRI
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vs東北楽天 第19回戦

今日から敵地に乗り込んで行われるイーグルスとの4連戦。まずは連敗を止めて悪い流れを断ち切りたい一番は、今夜こそ自身初の2ケタ勝利をつかみたい唐川が先発マウンドに上がります。

昨日は2安打に終わった打線でしたが、今日は初回から奮起します。開幕戦以来の対戦となる相手先発・岩隈に対し、1番・伊志嶺が安打で出塁すると、2番・岡田の絶妙な犠打が相手の失策を誘うなどし、1死2,3塁となります。ここで4番・カスティーヨの内野ゴロの間に3塁走者が生還し1対0と先制。続く2回には、6番・角中と7番・今江の連打などで1死1,2塁の好機を作ると、9番・根元が2点適時二塁打を放ち、効率的な攻撃で3対0と優位に立ちます。

勢いの止まらぬ打線は3回。4番・カスティーヨが7試合連続となる安打を放つと、続く5番・井口が特大の8号2点本塁打を左翼席へ放ち5対0。「とにかく最後まで全力で勝利を目指して戦うだけ」と話す井口の一発で、好投手・岩隈を序盤から攻略します。

先発の唐川は1回、2回と得点圏に走者を置きながらも無失点に抑えると、3回と4回は3者凡退に抑え、相手の反撃を防ぎます。

守りで作ったリズムに乗るように、打線が再び攻撃開始。5回に四球で歩いた岡田の33個目の盗塁などで2死2塁とすると、井口が今日3打点目となる適時打を放ち6対0とします。

その裏唐川は相手の反撃にあい4点を奪われますが、続投となった6回は渾身の球を投げ込み、気迫で2点のリードを守ります。

6回を投げきった唐川に代わり、7回は古谷、大谷と細かい継投でつなぎ3人で料理。すると続く8回表に打線が再びつながり、8番・田中雅の先発全員となる安打などで1死1,2塁とすると、打席には根元。内角低めの難しい直球を巧みにすくい上げ、「手応えが良かった」と話す当たりは右翼席に飛び込む2号3点本塁打に。9対4とリードを広げ、大学時代を過ごした仙台で5打点の大活躍を見せます。

5点のリードを、8回は続投の大谷、9回は守護神・薮田が守り抜き、9対4で試合終了。根元が5打点と躍動し、唐川の自身初となる2ケタ勝利を強力にアシストしました。

打線が目覚ましい活躍を見せて連敗を止めることに成功。明日もこの勢いを持ち込み、勝利を積み重ねましょう。

根元選手

-今日の試合は5打点の活躍。見事でした!

(根元)ありがとうございます!

-イーグルスが追い上げる中、8回に放った3ランは力強い一発でしたね。

(根元)何としても勝ちたかったので、そういう意味ではいい打席になったと思います。

-あの打席はどのような狙いだったのですか?

(根元)みんなでつないだチャンスだったので、積極的に振る気持ちを持ってバッターボックスに立ちました。

-大きな追加点となりました。手応えはいかがでしたか?

(根元)手応えが良かったので、あとは「入ってくれ」という思いで打球を見ていましたね。

-2回にはタイムリーも放つなど、大学時代に過ごした仙台でヒットを打っているイメージが強いです。思うところがあるのではないですか?

(根元)大学の時は仙台でお世話になりました。そのためにもいい仕事をして、恩返ししたいといつもプレーしています。

-先発・唐川投手も10勝到達、チームは9得点と大きな勝利となりましたね?

(根元)まだまだ残り試合がありますし、1試合1試合を全力で戦うことが僕たちにできることです。唐川の10勝も素晴らしいと思いますし、これからももっと勝っていきたいですね。

-ありがとうございました。今日のヒーローは根元選手でした!

vs東北楽天 第19回戦

「今日は序盤から得点を挙げることができて、こちらのペースで試合ができた。

先発の唐川は5回に4点を与えてしまったが、6回にはしっかり修正して投げてくれた。あの回だけだった。今日は打線が頑張ってくれ、唐川を助けてくれた。

今日の勝利で10勝目だが、もう少し早く決められた。10勝はいってもらわないといけない投手。ローテーション投手だからね。

今日は本当に打線だね。根元が5打点。井口が3打点といい仕事をしてくれた。

残り10試合。我々は次につながる試合をしていかないといけない。明日もしっかりとした野球をするだけ。

明日の先発は成瀬善久だよ」

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