2011.10.15 SAT
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vs福岡ソフトバンク 第23回戦

今季最後となる福岡でのホークスとの対戦。連敗を止めるべく、前回登板で自身初となる2ケタ勝利を達成した唐川がマウンドに上がります。

その唐川は初回を3人で封じる立ち上がりを見せると、その後も相手打線を寄せ付けない快投を披露。4回には遊撃手・細谷の好守備が飛び出すなど、味方にももり立てられ強力な打線を5回までわずか2安打に封じます。

唐川を援護したい打線は5回、今日1軍に復帰した7番・里崎の安打と、8番・角中の犠打で好機を演出するも先制点を奪えず。6回にも3番・井口の四球と4番・カスティーヨの安打で好機を演出し、7回には角中の安打と盗塁で再び得点への機運を高めますが、いずれもあと一本が生まれず無得点に終わってしまいます。

試合は投手戦の様相を呈し、重圧が続く唐川。中盤毎回のように安打を許すも、後続を落ち着いて断ち無失点に封じ続けてチームを鼓舞します。

0対0のまま迎えた9回裏のマウンドにも上がった唐川は、安打と盗塁で2死2塁。一打サヨナラのピンチを招きますが、福田を今日10個目となる三振に切って取り、白熱の接戦は延長戦へと突入します。

なかなか得点のできない歯がゆい展開が続く中、迎えた10回。先頭の2番・岡田が安打と今季35個目の盗塁、そして清田の四球で2死1,2塁とすると、打席には今日2安打の今江。「何とか唐川に勝ちを付けてあげたかった」という今江の打球は中堅手の頭上を越える2点適時二塁打となり2対0。今江の猛打賞となる安打で、待望の得点奪取に成功します。

その裏には2番手・カルロス・ロサが登場。1点を失うも、最後は本多を左飛に打ち取り試合終了を迎えました。

9回を投げ129球、被安打6、奪三振10、無四球、無失点の好投を見せた唐川はチームトップとなる11勝目、10回を抑えたカルロス・ロサには来日初セーブが記録されました。

首位・ホークスに対して一歩も引かない「和」の野球を展開し、見事な勝利をつかんだ強さは今後にも必ずつながります。今日の勝利を大事にしながら残り4試合も戦い抜いていきましょう!

今江選手

-今日のヒーローは見事なタイムリー、今江選手です!

(今江)ありがとうございます!

-今日は非常に1点の重い展開となりました。

(今江)相手の杉内さんはすごく良かったですし、ウチの唐川も頑張って投げていました。何とか唐川に勝ちを付けてあげたいという気持ちでしたね。

-延長10回、タイムリーを打った場面は1ボールからの2球目でした。狙っていたのですか?

(今江)何も狙うことなく、ストライクが来たら振り抜こうと思っていました。

-今日は猛打賞でした。

(今江)久しぶりなので、あまり実感はないですね。

-唐川投手は非常に良いピッチングをしていました。今江さんはどのように見ていたのですか?

(今江)シーズン前半は良かったのですが、後半は苦しんでいました。今日は頑張っていましたし、勝利を付けることができて良かったです。

-そしてチームの連敗も止まりました。

(今江)残り試合は少なくなりましたが、最後まで一生懸命戦いたいと思います。

-レフトスタンドには大勢のマリーンズファンがいます。最後にファンの皆さんへ一言お願いします!

(今江)残り試合は応援をしてくれるファンの皆さんのために、最後まで全力で戦っていきます!

-今日のヒーローは今江選手でした!

vs福岡ソフトバンク 第23回戦

「先発の唐川がよく踏ん張ってくれた。勝たせてあげることができて良かった。

攻撃では相手投手もいい投手でなかなか得点ができない中、10回は今江がよく打ってくれた。

今日は守りでもみんなが良く守ってくれた。残り4試合、こういう試合をしていかないといけない。ファンの声援に応えなくてはいけない」

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