2011.10.18 TUE
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vs東北楽天 第23回戦

昨日は勝利こそならなかったものの、継投陣の粘りで価値ある引き分け。その闘志を仙台の地でも発揮し、敵地での2連勝を目指します。

自身8月28日以来となる先発のマウンドに上がった小野は、初回に連打と守備の乱れから2点を失いますが、2回はわずか7球で仕留め立ち直りを見せます。

打線は今季初対戦となった相手先発・戸村から3回、先頭の2番・岡田が内野安打で出塁すると、続く3番・井口が左翼線へ適時二塁打を放ち、1対2とまずは1点を返します。

小野は3回を3者凡退に切って取ると、直後の4回に打線が爆発。1死満塁の場面で岡田が今日猛打賞となる中前2点適時打を放ち、3対2と逆転に成功します。岡田はすかさず37個目の盗塁を決め、続く井口が2打席連続となる左前2点適時打を放ち、5対2。つながる打線を披露し、一挙4点を奪います。

その裏、小野は連打と四球から2死満塁のピンチを招きますが、聖澤を空振り三振。マウンド上で小さくガッツポーズを見せます。

しかし5回、粘投を続けた小野がつかまります。ガルシアと銀次にそれぞれ適時打を浴び5対4。なおも1死満塁とされて2番手・古谷にスイッチします。古谷は続く枡田に犠飛を打たれ5対5とされますが、後続を断ち切り勝ち越しは許しません。

同点のまま試合が後半戦に突入すると、継投陣がそれぞれ意地を見せます。6回は続投となった古谷がピンチを脱すると、7回には9月1日以来の1軍登板となった3番手・伊藤が登板し、無失点で切り抜けます。さらに8回は4番手・大谷、9回は5番手・カルロス・ロサがそれぞれ相手打線を無失点に仕留め、試合は延長戦へ突入します。

打線は相手継投陣の前に7回以降は得点圏に走者を進められず一進一退の攻防が続く中、10回を6番手・薮田が無失点に抑えると、11回表の攻撃を終えたところで試合時間が3時間半を超えます。

最終回は7番手・吉見が登板。走者を背負いながらも2死までこぎ着けると、最後は8番手・中郷がガルシアを仕留め試合終了。これで2試合連続の引き分けとなりました。

勝利こそ奪えなかったものの、最後まで粘りを見せた姿勢は必ず今後につながります。明日は仙台での最後の試合。被災地のマリーンズファンに勝利で応えましょう!

vs東北楽天 第23回戦

「いい形で逆転できたのだから、そのまま逃げ切りたかったけどね。

先発の小野は久しぶりのマウンド、そして急きょだったからね。しかし、その後の投手がゼロに抑えてくれた。

伊藤もいいピッチングだった。ボールにも力があったし、チームに必要な投手。最後に帰ってきてくれたのは大きい。いるのといないのでは大きく違う。

今日も延長戦での引き分け。勝つにこしたことはないが、負けないことが大事。最後まで必死に闘う姿を見せないといけない。残り2試合。しっかりやるだけ。

明日の先発は上野大樹だよ」

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