

vs東北楽天 第24回戦
ここ2試合続けて引き分けが続いているマリーンズ。今季最後となる仙台での試合でしたが、2対5で敗戦を喫しました。
なかなか良い当たりを打つことができませんでしたが、マリーンズらしい機動力を生かした攻撃で得点を奪いました。
初回、相手先発・塩見に対して先頭の1番・伊志嶺が四球で出塁すると、執拗なけん制を受けながらも今季30個目となる盗塁を成功させて2塁へ。新人選手の30盗塁は、チームでは1997年の小坂以来の快記録となります。その後1死3塁となり、3番・井口の右飛で3塁走者・伊志嶺がタッチアップで本塁へ。返球を受けた捕手を避けるように滑り込んで生還し1対0と先制に成功。伊志嶺が自慢の足を存分に発揮します。
また、1対2とリードされて迎えた4回には、この回先頭の2番・岡田がチーム初となる安打を放って出塁すると、すかさず今季38個目となる盗塁を決めて好機を拡大させます。この後1死3塁となって、4番・カスティーヨの内野ゴロの間に俊足を飛ばして生還。岡田は足だけでなく、この日はチーム唯一の2安打を放つと、3回の守備では3塁を狙う1塁走者を刺す強肩を披露。ここまでチームで唯一全試合に出場している岡田が、疲れを感じさせない気迫のプレーを最後まで見せてくれています。
投手陣では7回、昨日に続き3番手として伊藤が登板。4年連続となるシーズン50試合目のマウンドに上がりました。今季も序盤から中継ぎでの登板を重ねるも、9月1日に折れたバットが足を直撃するアクシデントで長期離脱。その苦難を乗り越えて復活を果たし、鉄腕ぶりを見せてくれました。
長かったシーズンも残り1試合を残すのみ。22日に行われる最終戦は本拠地・QVCマリンで行われます。最後まで声援を送り続けてくれたファンに応えるためにも、情熱を込めて戦い抜き、来季へつながる勝利をつかみましょう!
vs東北楽天 第24回戦
「先発の上野は今季の最後の登板で少し力みがあったみたいだが、初めて投げるピッチャーではないので、しっかり自分でコントロールして投げないと。来シーズンのローテーションへ入るためにはしっかり投げてもらわないと困る。
伊志嶺が30盗塁を決めたが、新人でいきなり30は素晴らしい。自信につながる。これからも自慢の足をアピールしてほしい。
残りは22日のQVCマリンでの試合のみ。最後はしっかりとした試合で勝って締めくくりたい。ファンにいい試合を見せたい」