2012.03.31 SAT
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vs楽天 第2回戦

少ない好機に得点を重ね、再三のピンチをしのいで5対3と逃げ切り。2001年以来11年ぶりとなる開幕からの2連勝です。

今季から主将を任された今江は、積極的なプレーでチームを引っ張ります。1回、2死1,2塁から、相手先発・ヒメネスの球をとらえ、中堅手の前に抜ける適時打を放ちます。4回にも、1死1塁から、内角高めの直球を強振。三塁手の頭上を越える安打となり、1,3塁と好機を広げ、続く7番・大松の勝ち越し犠飛を呼び込みます。さらに8番・里崎が放った右翼線に落ちる打球で、今江は一気に3塁を回り本塁へ突入。タッチをかいくぐる気迫のヘッドスライディングで生還します。「今年は自分にとっても特別なシーズン。チームをいい形で引っ張っていけるように一生懸命頑張ります」という言葉を打撃と走塁で体現しました。2本の二塁打で2打点を挙げた里崎や、サブローも複数安打を記録。つながりのある攻撃で得点を量産し、開幕ダッシュに貢献してもらいましょう。

投げては2番手に登板したルーキー・益田が、昨日に続いての登板。4対3と1点リードで迎えた7回、昨夜は安打を許した牧田を外角低めのスライダーで遊ゴロに仕留めると、ガルシア、フェルナンデスを次々と打ち取り、3者凡退に抑えました。

それ以上に圧巻の投球を見せたのは、もう一人のルーキー・中後でした。8回、1死満塁と一打逆転の場面で4番手として送り出されると、聖澤を142キロのストレートで空振り三振に切って取ります。続く内村も低めのスライダーで空振り三振。「あの場面を任せてもらえるのはそれだけ信頼されているのだなと感じ、一生懸命投げました」と振り返るように、強い雨の中でも堂々と腕を振り、絶体絶命のピンチを切り抜ける会心のデビュー登板となりました。2人のルーキーが、救援投手陣の屋台骨を支える存在となりそうです。

明日はいよいよ藤岡が初登板。同期生の活躍がいい刺激となるはずです。快投に期待しましょう!

中後投手

-今日のヒーローは8回裏、1死満塁のピンチを抑えましたプロ初登板の中後投手です! 試合が終わり、西村監督とガッチリ握手しました。今の気持ちはいかがでしょう?

(中後)まだ興奮しています。うれしいですね。

-プロ初登板は1死満塁とピンチの場面でした。緊張感はありましたか?

(中後)緊張はしていました。でも、あの場面を任せてもらえるのはそれだけ信頼されているのだなと感じ、一生懸命投げました。

-オープン戦では結果を残していましたけど、公式戦のマウンドは違いますか?

(中後)まだ開幕2戦目ですが雰囲気が違いますし、ものすごく興奮しましたね。

-1死満塁のピンチから2者連続三振。この結果についてはどうでしょう?

(中後)とにかく抑えようという気持ちが強かったです。その結果、三振が取れたので良かったです。

-ファンの皆さんに「中後ここにあり」とアピールできましたね?

(中後)珍しい名前なのでもう少し頑張って、覚えてもらえるようになりたいですね。

-大きな声援を送っていたマリーンズファンに向かって一言お願いします!

(中後)これからももっと頑張るので応援よろしくお願いします!

-今日のヒーローはプロ初登板で初ホールド、中後投手でした!

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