2012.04.01 SUN
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vs楽天 第3回戦

連勝のバトンを受けた藤岡が期待に応える快投を披露。チーム55年ぶりとなる開幕3連勝を、プロ初白星で飾りました。

寒空の下での初登板となった藤岡は1回、先頭の聖澤を遊ゴロに抑えると、銀次、牧田を連続三振に切って取る上々の立ち上がり。4回まで毎回三振を奪う投球で、相手打線を1安打に抑えます。

5回、藤岡は1死から四球を与えると、嶋の右翼線への飛球が不運な二塁打となり、2,3塁とされます。ここで内野ゴロの間に1点を失いますが、6回、7回は2イニング連続で3者凡退に抑え続けた藤岡。8回は、2死1塁から左翼線いっぱいに弾む適時二塁打を許し、同じ新人・益田のリリーフを受けましたが、7回2/3を128球、被安打4、奪三振6、与四球2、失点2の好投で初勝利。「益田と中後が頑張っていたので、負けないように投げた」と振り返り、プロ生活の第一歩を、いい形で踏み出しました。

打線はオープン戦から激しい外野の定位置争いを繰り広げる2人がバットで活躍。1回、昨日まで無安打に終わっていた1番・清田が、下柳から右中間へ会心の当たりを放ち、二塁打で出塁します。その後、2死3塁から、4番・ホワイトセルの左前適時打で先制のホームを踏み、リードオフマンとして東洋大学の後輩を援護しました。

オープン戦は絶不調だった伊志嶺は9番・中堅手で今季初先発。3回の第1打席では、先頭打者として下柳から中前安打を放ち、2番・根元、3番・井口の連打による追加点を呼び込みます。さらに6回の第2打席では、2死から右中間を突破する二塁打を放って好機を演出すると、続く清田の右前適時打で生還。8回にも中前安打を放った伊志嶺は猛打賞を記録。清田は2安打1打点と、いずれも結果を残すと、根元も3安打、井口は4安打の活躍で、チーム合計14安打を放ち、ルーキーを援護しました。

次の戦いは、1日挟んで西武ドームでのライオンズ戦。激しい競争で活性化した打線の力で、連勝を伸ばしましょう!

藤岡投手

-プロ初先発で初勝利、おめでとうございます!

(藤岡)ありがとうございます!

-初勝利の気持ちを教えて下さい。

(藤岡)すごい、うれしいです。

-初めてのプロのマウンド、いかがでしたか?

(藤岡)まず初回にバッターに1点を取ってもらったので楽な気持ちでマウンドに立つ事ができました。

-ピンチもあり、失点もありましたがそれでも投げぬきました。そしてこの勝利の味いかがでしたか?

(藤岡)バッターが点を取ってくれて8回まで投げる事ができたので感謝してます。

-手に持っているウイニングボール、どうしますか?

(藤岡)母親にあげたいと思います。

-そして今日は後ろで受けた益田投手、昨日は中後投手、ルーキー同士の活躍も刺激になるのではないでしょうか?

(藤岡)1、2回戦は益田と中後が頑張っていたので負けないように投げました。

-そしてロッテは開幕3連勝は実に55年振りという事で歴史的な勝利に貢献しました。それについていかがでしょうか?

(藤岡)新聞で見て55年振りというのは分かっていたのでその記録を是非達成したいと思ってマウンドにあがりました。

-藤岡投手にとってもチームにとっても最高のスタートが切れたと思います。それでは今日応援してくれたたくさんのファンの皆さんにメッセージを一言お願いします。

(藤岡)応援ありがとうございます。一年間しっかり投げ抜くように頑張りますので応援よろしくお願いします!

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