

vs北海道日本ハム 第4回戦
今日からは首位攻防戦となるファイターズとの東京ドーム3連戦。先発・グライシンガーが8回途中1失点の力投を見せると、根元が中盤、終盤と勝負所で2打席連続の適時打を放ち、2対1と僅差での勝利して連勝を3に伸ばしました。
今季ここまで無失点のグライシンガーは、初回に2本の安打で先制点を許してしまいます。しかし、その後は完璧な立ち直りを披露。抜群の制球力を駆使し、直球、変化球をともに低めに集めて2回以降は得点を許しません。
7回には先頭の稲葉に三塁打を許し、無死三塁の大ピンチを迎えるも、ここから冷静な投球で外野フライすら打たせずに無失点で切り抜けます。結局グライシンガーは7回1/3を投げ103球、被安打7、奪三振6、与四球1、失点1の投球内容でリーグトップタイの3勝目を手にしました。この安定した投球を続け、今後も勝ち星を量産してもらいましょう。
また3番手として登板した益田も好救援。8回、グライシンガーと2番手・中後が招いた1死満塁のピンチに登板すると、中田、稲葉と相手打線の中軸をともに自慢のストレートで打ち取り、勝利をグッと引き寄せました。新人ながらも開幕から大車輪の活躍を見せる益田の今後の投球に、さらなる期待が持たれます。
打線では根元が2打席連続の適時打を放つなど、勝利を呼び込む活躍を見せました。0対1で迎えた6回の第3打席。1死2塁の状況でここまで無得点に抑えられていた相手先発・多田野の変化球を右翼線に運び同点とします。8回の第4打席では、1死1,3塁の場面で外角低めの変化球を技ありの打撃で、中前へ運ぶ勝ち越し適時打としました。オープン戦での好調から一転、ここまで打率2割前半と振るわなかった根元ですが、今日のような活躍を今後もファンの目に焼き付けてほしいところです。
首位攻防戦第1ラウンドを制し、勝率の差で首位の座を取り戻したマリーンズ。明日も、今日の勢いを生かして勝利をつかみましょう!
根元選手
-今日のヒーローは見事2本のタイムリーを放ちました! 根元選手です。
ナイスバッティングでした。
(根元)ありがとうございます。
-まずは力のこもった同点タイムリー、いかがでしたか?
(根元)皆が繋いでくれたチャンスだったので思い切り振ることだけを考えました。
-そして決勝タイムリーも根元選手。投手戦が続いていましたが8回表1アウト1,3塁、どんな気持ちでしたか?
(根元)ピッチャーがすごくいいピッチングをしていたので1点を取るぞという気持ちだけでした。
-ずっと試合に出続けていますが好調の要因とはなんでしょうか?
(根元)そんなに好調ではないですよ。(笑)最近はなかなかチームに貢献できなかったので、もう船員になったら思い切り行くだけ! 気持ちをしっかり入れることを心掛けています。
-首位攻防戦の初戦を制したことは大きいですね?
(根元)そうですね。また明日に繋がると思います。
-それでは最後にメッセージをお願いします。
(根元)まだまだ試合も続いていくので1試合1試合全力で頑張っていくので応援よろしくお願いします!!