2012.07.11 WED
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
0
R
H
0
4
0
6

vs北海道日本ハム 第10回戦

小野vs多田野の投手戦は、9回からブルペン勝負に突入。延長11回の攻防でお互いに得点機を作りましたが、延長12回の末に0対0の引き分けとなりました。

今季初先発の小野は、1回裏、2死2,3塁といきなりピンチを背負いますが、稲葉を遊ゴロに仕留めます。

2回裏は1死からホフパワーに安打を放たれますが、鶴岡は外角の変化球で、金子誠は外角低めの直球でいずれも見逃し三振。制球力の高さで切り抜けます。

3回裏は先頭打者を味方の失策で出塁させますが、後続を内野ゴロ3本に打ち取る円熟の投球。4回も2死からホフパワーに安打を放たれますが、鶴岡を右飛に打ち取ります。5回裏の攻撃前、ファイターズのベンチ前では円陣が組まれましたが、動じることなくこの日初めての3者凡退に打ち取ってリズムに乗ります。

続く6回裏、7回裏も一人の走者を許すことなく8回裏を迎えた小野は、代打・小谷野の中前安打と犠打で1死2塁とされます。しかし、西川、糸井をいずれも一ゴロに打ち取ってしのぎました。

8回を105球、被安打4、奪三振7、与四球1、無失点の快投を「今日は自分をコントロールすることだけに集中してマウンドに上がりました。それがしっかりできたので、自分らしいピッチングができたと思います」と振り返った小野。技巧を尽くした、圧巻のマウンドさばきでした。

攻撃陣で見せ場を作ったのは、9番・荻野貴。6回表には先頭打者として四球を選び、今季3個目の盗塁を決めて得点圏に進みます。8回表には多田野から鋭い当たりの中前安打を放ちました。

プラスワン投票でオールスターゲーム初出場を決めた5番・角中も、バットで応えました。7回表に放った弾丸ライナーは右翼手の守る正面を突きましたが、11回表には2死1,2塁の場面で詰まりながらも左翼手の前に運ぶ安打を放ちます。素早い返球で走者の生還は阻まれたものの、勝負強さをアピールしました。

10回裏には左中間フェンス際の大飛球を中堅手・岡田がジャンピングキャッチ。11回裏には、1死満塁で途中出場の二塁手・早坂が、後方に上がった飛球に対し、外野の方を向いたまま好捕。チーム一丸となった守りで、引き分けを手にしました。

明日こそ連敗をストップさせ、9連戦最初のカードを1勝1敗1分で終えましょう!

  1. トップ
  2. 試合情報
  3. ゲームレポート