試合情報

今日勝って首位攻防戦を五分で終えたいところでしたが、ファイターズの一発攻勢に沈み、2対7で敗戦となってしまいました。

敗れはしたものの、頼れる女房役として投手をけん引する里崎が、今日はバットでその存在感を発揮しました。

いきなり3点を奪われてしまった直後の2回表。6番･今江が1死から左中間への二塁打で出塁すると、8番･里崎が「追い込まれていたから、コンパクトに打ちにいきました。軽打です」と振り返るようにファイターズ先発･八木の変化球をうまくはじき返し、1点を返す適時打を放ちます。

さらに6回表、1死満塁の大きなチャンスで打席に立つと、低めの球に食らいついて鋭い打球を飛ばします。惜しくも中堅手に捕球されてしまいますが、これが犠飛となり再び里崎が打点を挙げます。

9回も右前安打を放ち、3打数2安打2打点の活躍だった里崎。下位打線ながらその存在感を示しました。

また6月29日以来となる1番･中堅手に抜てきされた荻野貴が左中間を深々と破る二塁打、そして鋭い左方向への安打を放ちました。得点には絡まなかったものの5打数2安打の成績を残しました。

1軍復帰を果たすもバッティングで若干苦しんでいる荻野貴。ここからさらに安打を積み重ね、得意の走塁で相手をかき乱す活躍を期待しましょう。

札幌での首位攻防戦で一度も勝つことができませんでしたが、明日からは福岡へ移動してホークスとの3連戦。いい状態で千葉に帰るためにも、昨年ホークス相手に自身初完封を記録した上野のピッチングで、まず連敗を止めましょう。