

vs福岡ソフトバンク 第11回戦
序盤は吉見、武田両投手の緊迫した投手戦が展開されるも、中盤に痛い失点。0対3で悔しい敗戦となりました。
敗れこそしたものの、3人の継投陣がそれぞれ意地を見せる働きを展開。存在感を示しました。
5回裏、2死から3点を奪われたところで先発・吉見の後を受けて登板した2番手・中郷は、松田を右邪飛に仕留めて相手の流れを断ち切ります。続投となった6回裏も、相手中軸に対し低めを突く投球でわずか7球で3者凡退。これ以上の失点を許しません。
7回裏から登板した3番手・古谷も好投を披露。相手下位打線を切れのあるスライダーで打ち取り3人で切り抜けると、8回裏も明石、本多に対していずれも外角低めに決まるスライダーを投じ、満足なスイングをさせません。3連投となった古谷は今日が31歳の誕生日。バースデー登板でその力を存分に発揮しました。
また、今日1軍登録となったカルロス・ロサが6月8日以来の登板。松田に安打を許すも、力のある直球で今宮から三振を奪い、復活をアピール。昨年62試合登板した強力助っ人が加わることで、継投陣はさらに強固な布陣となります。
バットで意地を見せたのは、3番・井口。初回、高めに浮いた直球を逃さず振り抜き三遊間を破る左前安打を放つと、6回の第3打席では変化球をしっかり引き付け左前安打。7月7日以来の複数安打を放ちました。
また、今日の試合でキャプテン・今江は通算1,000試合出場を達成。4回には好機を広げる二塁打を放ち、自身の手でその記録を彩りました。「入団当初はここまでできると思っていませんでした」と謙そんしながらも、「これからも、一試合一試合大切に一生懸命プレーしていきたい」と意気込みを語った今江。今後もホットコーナーを支える若きチームリーダーの活躍に期待しましょう。
明日は大谷が今季初先発。唐川が離脱するなど苦しい台所事情となっていますが、今こそ「和」の力を発揮する時です。何としても連敗を食い止め、良い流れで千葉に戻りましょう!