2012.07.26 THU
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vs埼玉西武 第12回戦

首位の座を守るためにも、白星が欲しい中で迎えた敵地・西武ドームでの第2ラウンド。1対2と敗れたものの、先発・小野の力投、1番・荻野貴が攻撃の糸口となるなど活躍を見せました。

今季先発初勝利を目指した小野。初回をわずか7球で内野ゴロ3つに打ち取る完璧な立ち上がりを見せます。

そのまま調子を上げるかと思われた2回裏、先頭の中村に先制本塁打を許すと、同点としてもらった直後の3回裏にも栗山にソロ本塁打を被弾。痛い失点を喫します。

しかしその後は「追い込めばワンバウンドのボール球も振ってくれるから、とにかく低く投げてほしい」と西本コーチが語った通り、球を低めに集めて相手打線を抑え込んでいきます。

球数が100球に近づく中、味方の逆転を信じて小野は7回も続投。追い込んでからの変化球で2三振を奪い、初回以来となる3者凡退に仕留めました。

小野は7回99球を投げ被安打7、奪三振5、無四球、失点2。今季初黒星を喫しましたが2回以降は毎回安打を浴びながらも粘りを見せ、試合を作りました。次回こそは好投を続けるベテランに白星をプレゼントしましょう。
 
打線では、1番・荻野貴が躍動しました。初回、先頭打者として打席に入ると、右前へのクリーンヒットで出塁。すかさず二盗を敢行し、今季6個目の盗塁を記録します。さらに暴投の間に3塁を狙い、三塁手のタッチをかいくぐり無死3塁の好機を演出しました。また、3回表には2死から安打を放って味方の同点打を演出。相手をかき乱しました。

また、3番・井口は3回表、荻野貴の安打をきっかけに生み出した2死1,2塁の好機で、直球に詰まりながらも打球を中前へ運ぶ適時打を放ちます。「初回のチャンスで走者をかえせなかったから、この場面は絶対にかえしたかった」と語った一打で、7月7日以来の打点を挙げました。この一本を機に、再び多くの打点を稼いでいきたいところです。

ライオンズに連敗を喫し、これで2位・ファイターズとはゲーム差がなくなりました。苦しい戦いが続きますが、明日からはホームに戻って5位・ホークスとの3連戦です。気持ちを切り替え、リーグ最速の2ケタ10勝目を狙うエース・成瀬に、連敗ストップを託しましょう!

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