2012.08.03 FRI
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vsオリックス 第12回戦

ほっと神戸に乗り込み、エース・成瀬を立てて必勝を期しましたが、最終回の反撃及ばず3対6の敗戦。しかし、11安打を放った打線は毎回安打を記録。8月に入って復調の兆しを見せています。

今季ここまでチームを引っ張り続けてきた主将・今江が、プロ11年目で1,000安打を達成しました。

2回表、1死から寺原の直球を打ち返す中前安打でリーチをかけます。さらに4回表の第2打席では、2死から外角のスライダーに飛びついた打球は、待ち構える二塁手の前でバウンドが変わり、大きく跳ね上がります。連夜の複数安打で一気に記録を達成。「区切りのヒットを地元関西で打つことができたのは良かった。これからも、チームに貢献できるヒットを積み重ね、1,500、2,000本と打てるように頑張ります」と語る主将の言葉には、力強さを感じます。

その今江は、6回表の第3打席で1死3塁から中犠飛を放ちます。さらに8回表には1死から打球を左翼手の前に運び、通算1,001本目の安打で2夜連続となる猛打賞。「今はいい感じで打つことができているので、この感じを大事に打っていきたい」と話すように、バットが振れています。最終回の攻撃では最後の打者となった今江ですが、この悔しさを明日以降の戦いにぶつけてもらいましょう。

また、今江と同じ関西出身の1番・荻野貴が3打数2安打2四球1得点と、塁上をにぎわせました。

1回表、寺原から中前安打を放ち、今季初となる4試合連続安打をマーク。3回表には1死2塁から四球を選び、好機を拡大します。さらに5回表にも、1死1塁から四球を選んで3打席連続出塁。9回表は、1死から左前安打を放った荻野貴が2塁に進みます。井口の中前安打で3塁を回ると、中堅手からの返球が捕手のミットに収まると同時にヘッドスライディングで回り込み、手でベースタッチ。荻野貴にしかできないアクロバティックな走塁で追撃の1点を奪いました。

2試合連続の先発出場となった2番・鈴木も、プロ入り初となる3試合連続安打を記録。6回裏に失策をした後の7回表、2死から打席が回ってきた鈴木は、臆することなく寺原の直球を振り抜きます。ライナー性の打球は右翼線に弾む二塁打となり、好機を演出しました。9回表にも、1死1塁から四球を選んで2本の適時打を呼び込んだ鈴木。与えられたチャンスで、着実に結果を残し続けています。

投手陣では、橋本が2010年7月29日以来、2年ぶりとなる1軍マウンドに上がりました。2死から死球を与えたものの、緩急をつけた投球で8回裏の1イニングを無失点に抑えた橋本。ブルペン陣の層を厚くする存在として、期待しましょう。

最終回に相手の守護神・岸田を引っ張り出した勢いは、明日以降につながります。京セラドームに舞台を移しての2連戦で星を取り返したいところです!

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