2012.08.04 SAT
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vsオリックス 第13回戦

舞台を京セラドームに移して行われたバファローズ戦第2ラウンド。中盤に得点を取り合う接戦となった試合は、終盤に突き放され4対7で惜敗。連敗を喫しました。

この試合、先制点を呼び込む一振りを放ったのは新人の2番・鈴木でした。

3回表、内野安打で出塁した1番・荻野貴を1塁に置いた場面で「積極的にいこうと決めていた」と鈴木は打席へ。相手先発・西の初球を逃さずに振り抜くと、打球は右中間を破りワンバウンドでフェンスに到達。「上野先輩がいい投球をしていたので、先輩の手助けができて良かった」と振り返る、プロ入り初の三塁打となる適時打を放ち、東洋大の3年先輩である先発・上野をもり立てました。

鈴木は5回表にも1死から四球を選び出塁。その後の5番・角中の適時二塁打で同点のホームを踏むと、7回表にも相手2番手・小松から右前安打を放って好機を演出。スタメンの座を射止めてから今日を含め3試合で12打数5安打、4試合連続安打を放つなど好調を維持しています。

角中は同点打を放つなど、打線を引っ張る活躍を見せました。

2点をリードする4回表、先頭の角中は西の変化球を捉え、中堅手の頭上を越えるエンタイトル二塁打で出塁。1死後に7番・サブローの中前適時打で本塁に生還します。

逆転された直後の5回表には、2死1,2塁のチャンスで打席へ入った角中。「うまく体が反応して打つことができた」と振り返った一振りは、1塁線を強襲する適時二塁打となり、4対4と試合を振り出しに戻しました。角中はこの試合、3打数2安打1打点を記録。前日5打数無安打に終わった悔しさをバットで晴らしました。

また、8月2日の試合でプロ初登板を果たし、今日は3番手として登板の南昌輝は粘り強く投げ続け、プロ初ホールドを記録しています。6回裏にマウンドへ上がった南昌輝。2本の長短打を打たれると、続く竹原を歩かせ無死満塁のピンチを迎えます。ここで西本投手コーチから助言を受け、伊藤を外角いっぱいの直球で見逃し三振。続く大引を高めの直球で空振り三振に仕留め2者連続三振に封じます。最後は川端を変化球で右飛に打ち取り、無失点。新たに救援陣に加わった2年目右腕は、今後の成長に期待です。

明日は中郷がプロ初先発のマウンドへ。連敗を喫したチームの窮地、そして台所事情の苦しい先発陣を救う役割が大いに期待されます。明日こそはチームの連敗をストップさせ、良い勢いに乗って7日から始まる3位・ライオンズとの直接対決に臨みましょう!

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