2012.08.05 SUN
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vsオリックス 第14回戦

同一カード3連敗を避けるためにも負けられないバファローズ戦。4対5で迎えた7回表にサブローの2点適時打で逆転すると、1点のリードを救援陣が守り抜いて6対5で勝利。3番手で登板した南昌輝がうれしいプロ初勝利となりました。

打線ではホワイトセルと田中、それにサブローが活躍を見せました。

0対1で迎えた4回表。この回先頭のホワイトセルは相手先発・フィガロの高めの直球を振り抜きます。「パワーボールに負けないように強いスイングを心掛けたよ」と振り返った当たりは、高く上がって左翼ポール際に飛び込む同点の3号ソロ本塁打になります。

この本塁打の直後に1死2,3塁と好機を作り、打席に入ったのは8番・田中。直球を食らい付くように打ち返すと、前進守備の間を抜ける2点適時打に。「久しぶりのタイムリーがいいところで打ててうれしいです」と話した田中。6回表にも安打を放ち、4月15日以来となる複数安打を記録しました。

4対5とリードされて迎えた7回表には、3番・井口の猛打賞となる安打と5番・角中の安打などで2死2,3塁。ここで打席に入ったサブローは5番手・平野の直球をおっつけ、一二塁間を抜ける2点適時打に。「もう負けられへんよ」と勝利への強い意気込みで逆転適時打を振り返りました。

そのサブローが作った1点のリードを、薮田が死守します。

3者凡退に抑えた6回裏に続き、7回裏も続投となった南昌輝。しかし、1死満塁のピンチを作って降板し、マウンドを4番手・薮田に託します。相手は今日ここまで4打点のT-岡田でしたが、変化球でタイミングを外して二飛に打ち取ると、続くバルディリスも遊ゴロで無失点。好救援を見せると、続く8回裏も続投して3者凡退。ベテランの気迫がチームを勝利へ導き、南昌輝のプロ初勝利をアシストしました。

また、9回裏は益田が登板。1番から始まる相手の攻撃を寄せ付けずに3人で仕留め、プロ初セーブを記録しました。

明後日はQVCマリンに戻り、3位・ライオンズを迎えます。ライオンズを引き離すべく、まずはカード初戦を取りましょう!

南昌輝投手

プロ初勝利を挙げた南昌輝はウイニングボールを手に笑顔!

-今日のヒーローはプロ初勝利、南昌輝投手です! おめでとうございます!

(南昌輝)ありがとうございます!

-まずは、プロ初勝利のお気持ちからお聞かせいただけますか?

(南昌輝)長かったですが、野手の方とピッチャーの方に助けられて本当にうれしいです。

-今日のマウンドを振り返っていただけますか?

(南昌輝)ピンチになってしまったのですが、後を抑えていただいたので助かりました。

-ヒーローインタビューはいかがですか?

(南昌輝)僕じゃないかな、と思っていたのですが、良かったです。

-関西の地でのヒーローインタビュー。たくさんのファンの方の応援もありましたね?

(南昌輝)色々な方に応援していただいたので、大阪で勝てて良かったと思います。

-これからも南昌輝の活躍を期待しているファンの方がたくさんいらっしゃると思います。初勝利の報告、そしてこれからの意気込みをお願いします。

(南昌輝)やっと一軍にこれたので、チームの優勝に少しでも貢献できたらと思います。これからもよろしくお願いします!

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