2012.08.15 WED
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vs福岡ソフトバンク 第17回戦

連勝して一気にカード勝ち越しを決めたいところでしたが、0対7の敗戦。後半戦初のカード勝ち越しは、明日の第3戦に持ち越しとなりました。

今季3回目の先発となった阿部は、5回途中でマウンドを降りましたが、随所に光る投球を故郷・福岡で披露しました。

1回裏、2つの四球などで2死1,3塁とされた阿部は、長谷川を遊ゴロに打ち取ってピンチを切り抜けます。しかし2回裏には、無死1塁から柳田に甘く入った直球をはじき返される2点本塁打を放たれ、さらに味方の失策をきっかけに1点を追加されてしまいます。

3回裏は内川を右飛に打ち取ると、ペーニャの打球は2塁ベース寄りに素早く駆け寄った遊撃手・根元が好守でバックアップ。すると、長谷川を内角高めの変化球で空振り三振に仕留めた阿部は、ここからリズムに乗ります。

「立ち上がりちょっと力んでいたな。地元ってこともあるしな。でも3回はうまく修正して落ち着いてきたと思う。前もいいピッチングはしていたから、自信を持って投げてほしい」と西本投手コーチが評したように、4回裏も簡単に2死まで奪うと、今宮を外角低めに投じた変化球で空振り三振に打ち取り、3人で終わらせます。

しかし、順調に見えた5回裏。先頭の細川に高く浮いた変化球を左翼席に運ばれてしまいます。さらに、1死から明石に高めの球を左中間に打ち返される二塁打を許したところで降板。「2回はボールを真ん中に集めてしまい失点、3,4回は踏ん張ることができたが、5回に高めに浮いたボールをホームラン。自分の持ち味である、低めにボールを投げることができなくて悔しいです。何とかゲームを作って次の投手へつなぎたかったのですが、こういう展開にしてしまい申し訳ないです」と反省を口にした阿部でしたが、課題を自覚しています。次回の登板までに修正してもらいましょう。

また野手陣では、2年目の捕手・小池がプロ初出場。7回表に代打で登場して二ゴロに倒れますが、そのままマスクをかぶります。

7回裏には4番手・大谷の制球力を引き出し、バットの芯を外すリードで無失点に抑えます。8回裏は5番手・中郷とバッテリーを組んだ小池。昨夜、今季限りでの引退を発表した青山学院大学の先輩・小久保に中前安打を放たれます。この一打をきっかけに1点を失いますが、貴重な経験をしたプロ生活の第一歩となりました。

明日は8月2日以来、2週間ぶりの登板となる小野が先発。なんとか勝ち越しを決め、首位を走るファイターズとの3連戦に弾みをつけましょう!

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