2012.08.16 THU
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
1
0
1
0
0
0
0
0
0
0
1
0
0
1
0
0
0
0
0
1
R
H
2
8
3
6

vs福岡ソフトバンク 第18回戦

1勝1敗で迎えたホークス3連戦の最終戦は延長10回裏、柳田のサヨナラ本塁打で2対3の幕切れ。このカードは負け越しとなりました。しかし8月2日以来、2週間ぶりの登板となった先発・小野が奮闘。8回まで試合を作った魂の投球を振り返りましょう。

1回裏に内川の適時二塁打で1点を失った小野でしたが、2回裏は1死2塁のピンチを切り抜けます。

3回裏も2死から内川に中前安打を放たれますが、ペーニャを投ゴロに打ち取ります。4回裏は盗塁と失策から1点を失い、同点に追いつかれましたが、5回裏は素早いクイックモーションと、里崎の正確な送球で本多の盗塁を封殺。無失点に抑えます。

6回裏は先頭の内川を右飛に打ち取ると、ペーニャを空振り三振に仕留めた小野。続く長谷川に放たれた大飛球は、中堅手・岡田がフェンスに体を打ち付けながらも球を離さず、この試合初めて3者凡退に抑えます。

7回裏は2死から死球を与えますが、代打・小久保を中飛に抑えると、8回裏はわずか8球で3者凡退に抑えた小野。8回を117球、被安打5、奪三振5、与四死球2、失点2、自責点1と、力投を見せました。

打線でも、チームを支えるベテランが力を発揮。6番・サブローが6月28日以来となる猛打賞の活躍です。

1対1の同点で迎えた3回表、2死1,2塁で打席に入ったサブローは、四球を連発する相手先発・ドイルの心の乱れを見透かしたかのように外角低めの変化球をバットに乗せ、左翼手の前に運びます。2塁走者が生還し、2対1と勝ち越しに成功しました。「2アウトだったから次につなぐ、アウトにならないことだけ考えていた。最近いつも言っているが、もう負けられへん。ここからの試合、いかにミスをなくして戦っていくかだよ。一人一人が自分の仕事をしっかりして、チームとして戦っていけば勝利はついてくる。今日は負けられへんよ」と語ったサブロー。ペナントレースも佳境を迎え、その姿勢は一貫しています。

そのサブローは、5回表には右前安打、8回表には中前安打を放ち、4打数3安打1打点1四球。残りの試合でも走者を置いた場面で打席が回れば、そのバットからは快音が数多く聞こえることでしょう。

いよいよ明日からは敵地・札幌ドームに乗り込み、首位・ファイターズとの3連戦です。大きな声援を北の大地に届けて、チームを後押ししましょう!

  1. トップ
  2. 試合情報
  3. ゲームレポート