2012.08.26 SUN
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
0
0
0
0
2
1
0
0
0
0
0
0
2
0
0
0
1
0
0
0
R
H
3
9
3
6

vs福岡ソフトバンク 第21回戦

1勝1敗で迎えたホークス3連戦の3戦目。延長10回、約4時間に及ぶ接戦となった試合は、決着がつかず3対3の引き分けで終了。後半戦初のカード勝ち越しはお預けとなりました。

試合前、通算1,000試合出場と通算1,000安打の表彰を受けた今江は、今日が29歳の誕生日。攻守に渡って活躍し、自らの誕生日に躍動しました。

まずは守備で魅せます。2回表、1死2,3塁と先制のピンチを迎えた場面で、今江は今宮の高く弾んだ打球に対し、素早く反応しジャンプして好捕。苦しい投球が続いていた先発・藤岡をもり立てました。

打っては3回裏、先頭打者の今江は相手先発・吉川の初球を鋭く振り抜き、中前安打で出塁。8月14日以来の安打を記録すると、これがその後の9番・岡田の先制適時三塁打、3番・井口の犠飛を呼び込みました。

今江はさらに7回裏にも好機を演出。1死で打席に立った今江は相手4番手・柳瀬から左翼線を破る二塁打を放ち、8月3日以来の複数安打を記録。その後代打・福浦の一打で同点のホームを踏みました。

今日は4打数2安打2得点とチームに貢献。自らの誕生日を勝利という最高の形で終えることはできませんでしたが、今日の活躍を機に、ここから再び調子を上げていきたいところです。

また、ベテラン・福浦は1点を追う7回裏に代打で登場。適時二塁打を放ち、自らの仕事をキッチリと果たしました。

7回裏、2死2塁のチャンスで福浦は9番・岡田の代打として打席へ。「自分で走者をかえそうとか力まずに、次につなぐ気持ち」で代わったばかりの相手5番手・森福と対峙します。カウント2-2から森福が投じた高めの変化球を逃さずに引っ張ると、打球は前進守備を敷いていた外野の頭上を越え、右中間を深々と破ります。福浦の一振りで2塁走者・今江が生還し、3対3の同点となりました。「追い込まれていたので必死にバットに当てた」と自らの打撃を振り返った福浦。この日の打席も含め、代打では25打数12安打、打率.480と好成績を残しています。これから終盤戦に突入し1点を左右する場面で、ベテランの局面を変える一振りはチームに必要不可欠です。

そして、延長10回に登板した薮田は、魂のこもった投球を見せました。

薮田は先頭のペーニャに不運な当たりの二塁打を打たれると、その後1死3塁と一打勝ち越しの場面を迎えます。ここで薮田は多村を空振り三振に仕留め2死に。続く柳田を敬遠で歩かせ、今宮と勝負します。フルカウントから薮田が投じたのは外角への直球。今宮のバットが空を切り、ピンチを脱した薮田はマウンド上で力強くほえました。

3位・ホークスとの3連戦は1勝1敗1分。差を縮めることはできませんでしたが、明後日からは再びQVCマリンで5位・イーグルスと対戦します。下位を突き放す大きなチャンスです。力強いファンの後押しを背に、今度こそカード勝ち越しを決めてAクラス復帰を狙いましょう!

  1. トップ
  2. 試合情報
  3. ゲームレポート