2012.08.31 FRI
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vs埼玉西武 第16回戦

敵地・西武ドームに乗り込んでの首位・ライオンズとの3連戦。一時は勝ち越すも相手の反撃を受けてしまい、打線の追撃も届かず3対5と悔しい敗戦。連勝は4でストップしました。

しかし、打線では4番・ホワイトセルが一発を放ち好調をキープ。打線を勢いづけました。

1点を追う3回表、2死満塁のチャンスで打席へ入ったホワイトセル。カウント0-1から相手先発・野上が投じた内角へのボールは右ひじ付近を直撃。押し出しの死球となり打点を挙げ、同点に追いつきます。

さらに5回表、2死1塁の場面でホワイトセルは打席へ向かいます。「ゾーンを高めに上げ、強い打球を打つことを意識していた」という意識を持ち、野上の投じた初球の変化球を迷うことなく振り抜くと、打球はバックスクリーン左へ。勝ち越しとなる6号2点本塁打を放ちました。

「チームに貢献できる打点を挙げることができたし、リードを奪えて本当にうれしいよ」と振り返ったホワイトセル。3打数1安打3打点とチームの全打点をたたき出す活躍を見せました。ホワイトセルは8月だけで打率.394、5本塁打、24打点、出塁率.487と大活躍。9月もその打棒に期待しましょう。

3番・井口は8月17日以来となる複数安打を記録。ホワイトセルにつなぐ貴重な働きを見せました。

1回表、井口はチーム初安打となる二塁打を左翼線沿いに放ち出塁。3回表には2死1,2塁から野上の投じたボールをしっかりと見極め、四球で1塁へ。続くホワイトセルの押し出し死球をアシストします。

そして、5回表には2死から打席へ。井口はバットをへし折られながらも3塁線を襲う打球を放ち、内野安打に。複数安打をマークすると、この直後にホワイトセルの一発が飛び出しました。明日もチャンスを演出し、多くの得点につなげていきたいところです。

また、2番手・南昌輝は初登板となる西武ドームで躍動しました。

南昌輝は7回裏、降板した先発・成瀬の後を受けマウンドへ。いきなりヘルマンに二塁打を許しますが、続く中村を外角低めの直球でねじ伏せ空振り三振に。オーティズの打席中に暴投で3塁へ進まれるも、連続三振を奪いピンチを脱します。この日も含め14試合に登板し、依然無失点が続く南昌輝。もはや救援陣に欠かせない戦力となっています。

大事なライオンズとの3連戦は残念ながら黒星スタートとなりましたが、下を向いている暇はありません。明日は西武ドーム初見参の先発・マシスが相手打線を抑え込み、9月最初のゲームを白星で飾って首位追撃への大きな足がかりとしましょう!

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