試合情報

息詰まる投手戦を延長の末にロッテが制した。ロッテは0対2で迎えた9回裏に二死満塁の好機を作ると、鈴木の2点タイムリーで土壇場で試合を振り出しに戻す。さらに、10回には一死満塁から3番・角中の犠飛で劇的なサヨナラ勝ちを収めた。敗れたソフトバンクは、9回の守りのミスが手痛い逆転負けを招いた。

-まずはサヨナラの犠牲フライを打ちました角中選手です。おめでとうございます。

(角中)ありがとうございます！

-野球の怖さというか、最後まで諦めちゃいけないんだな、というゲームでした。

(角中)自分はいつも最後まで諦めずにやっているんで、それが出たと思います。

-あの打席を振り返っていただきたいんですが、どんな気持ちで打席に入られましたか？

(角中)皆さんには言ってなかったんですけど、「WE ARE」...まとめるんでちょっと待って下さいね。
「WE ARE」をするってなった時に、俺はサヨナラを打った時だけ行くっていう契約だったので、これ打ったら今日「WE ARE」やなぁって思いながら、いました。

-さあこれで首位ソフトバンクとも7ゲーム差です。今日も神ってる勝ち方でした。いかがですか？

(角中)今日の試合が物語っているように、やっぱりキャプテンが立てば、勝てると思うんで、その前のチャンスメイクをしっかりしたいと思います。

-今日もたくさんのファンがこのQVCに詰めかけていただきました。最後にメッセージをお願いします。

(角中)これからは自分が「WE ARE」をしなくて済むように、ピッチャーがしっかり抑えて、バッターが先にいっぱい点を取って勝つんで、これからもよろしくお願いしまーす！

-角中選手に盛大な拍手をお送りください！

(場内歓声)

-そして、本当に見事なバッティングを見せてくれました。鈴木大地キャプテンです！ナイスバッティングでした。

(鈴木)ありがとうございます。

-涌井投手がとにかく粘り強くピッチングをされてましたから、なんとかしたいというお気持ちがあったんじゃありませんか？

(鈴木)ミスもしましたし、ワクさん（涌井投手）の時いつも打てないんで申し訳ないんですけど、せめてああやって負けを消してあげられたので、それは良かったかなと思います。

-初球から果敢に行きましたね？

(鈴木)いやもう、あそこは初球しかないんで、たぶん今年一番バットを短く持っていきました。

-改めてやっぱり野球っていうものは怖いんだなと感じましたけども、いかがでしたか？

(鈴木)いやーもう怖いっすねー。最後まで集中してやります！

-今日もたくさんのファンが詰めかけてくださいました。首位ともこれで7ゲーム差。首位のソフトバンクにも勝ち越しました。メッセージをお願いします。

(鈴木)本当にこういうゲームができたのも本当にファンの皆さまの応援というのが本当大きいので、最後まで全員諦めずに戦っていきましょう！ありがとうございました！

-鈴木大地キャプテンでした！盛大な拍手をお送りください！

(場内歓声)

-そして、好リリーフを見せました、南投手です！素晴らしいピッチングでした。

(南)ありがとうございます！

-涌井投手も本当に素晴らしいピッチングをされていましたから、点を取られてはいけないという気持ちがあったんじゃないですか？

(南)涌井さんがすごい良いピッチングをされていたので、自分も続きたいなと思っていきました。

-中々、ブルペン陣がこのお立ち台に上がるというのは抑えて当たり前、打たれないで当たり前という状況ですから、そういう中でマウンドに上がるのは大変なんじゃありませんか？

(南)野手の方のお蔭です、今日は。

-そんな中で、本当にひっくり返るすごい逆転劇を見せました。その辺りはいかがですか？

(南)球場一体が逆転したいっていう雰囲気になっていたので、逆転できたと思います。

-そういう意味ではマリーンズファンの1点という感じかもしれませんね。最後は。

(南)マリーンズファンの3点です。

-マリーンズファンの3点だそうです！

(場内歓声)

-さあそれでは、たくさんのファンの皆さんが詰めかけてくださいました。盛大な一言をお願いできますか。

(南)明日からまた頑張ります！

-角中選手、鈴木大地キャプテン、そして南投手に盛大な拍手をお送りください！