

vs 楽天
ロッテがサヨナラ勝ちで連敗を8で止めた。打線は3対3で迎えた延長10回裏、荻野、鈴木の安打で一死二三塁のチャンスを作ると、最後は3番・根元が値千金の適時打を放ち試合に終止符を打った。投げては2番手・内が今季初白星。敗れた楽天は、9回表に同点に追いついたものの、5番手・森原が誤算だった。
根元選手



-今日のヒーローは根元選手です!ナイスバッティングでした!
(根元)ありがとうございます!
-ようやく連敗を止めましたね!
(根元)はい、ほっとしてます。
-あの最後の、延長10回の場面からうかがいましょう。ランナー2、3塁というチャンスで回ってきました。どんな思いで打席に向かいましたか?
(根元)今日は千葉ロッテのエースが投げていたので、本当は9回で試合を決められたら一番だったんですけど、もう一度ああいうチャンスで回ってきたのでなんとか決めてやろう、という気持ちはありました。
(スタンドから拍手)
-フルカウントからの打球、外野に飛んだ瞬間どんな思いでしたか?
(根元)本当に嬉しくて、でも感情は抑えました。
-今日は3回にも一時勝ち越しとなるタイムリーを放っています。本当に勝負強さを見せられたのではないでしょうか。
(根元)上がってきてまだ勝てていなかったので、なんとか勝利に貢献できるように1打席1打席大事に勝負していこうと思ってたので、今日はそういう打席ができてよかったです。
-今日はエースの涌井投手がマウンドに上がりました。粘り強く投げていましたがバックで守っていてどんなふうに見ていましたか?
(根元)やっぱりエースだなと思いましたし、連敗を止めるのは涌井しかいないと思っていたので、本当は9回で試合を決められたら一番良かったと思います。
-根元さん自身もチーム状態が苦しい中で一軍に上がってきました。1戦1戦、勝利にかける思いは大変なものがあったと思います。そのあたりベンチのムードはいかがでしたか?
(根元)ベンチの中もみんな声も出ていましたし、雰囲気は悪くないと思っていましたから、いつかこういう日が来ると信じてやっていました。
-この1勝を足掛かりにチームとして、根元さん自身としても上昇を図りたいですね。
(根元)そうですね。こういう風に1試合でも多くファンの皆さんに喜んでもらえる試合をこれからもチーム全員でやっていきたいと思います。
(スタンドから歓声)
-では最後に、今日も遅い時間まで、しかもチームが連敗をしている最中も声をからして応援してくださったマリンスタジアムのファンの皆さん、そしてテレビの前のマリーンズファンの皆さんにメッセージを一言お願いします。
(根元)遅くまで本当に応援ありがとうございました。気を付けて帰ってください。ありがとうございました!