vs東京ヤクルト
ロッテが快勝。ロッテは初回に鈴木の3ランなどで幸先良く4点を奪う。4回には角中、5回にはダフィーの適時打で追加点を挙げて試合を優位に進めた。投げては先発・涌井が6回1失点と好投。7回以降は3投手の継投で無失点で抑えて相手打線に反撃を許さなかった。敗れたヤクルトは先発・原樹が試合を作れず9連敗。
涌井投手、鈴木選手、サントス選手
-まずは今シーズン2勝目をマークされました涌井投手です。ナイスピッチングでした。
(涌井)ありがとうございます。
-4月15日以来の勝利ということになりますが、これについてはご自身どう感じられますか。
(涌井)あのできれば、2勝目とか言ってほしくなかったです(苦笑)
-大変失礼いたしました。しかし今日もですね、本当に気持ちのこもった投球でした。特に初回、ランナーを背負いながらダブルプレーにして取った、あのあたりがチームにとっても大きなプレーだったのではないかと思うのですがいかがですか。
(涌井)本当ですか?まあ……そうなんですかね。予想してなかったです。そうくるとは。
-でもあのプレーの直後に味方の4点の援護がすぐありましたよ。
(涌井)そうですね、4番のジミー(パラデス)が全力疾走して、それで先月(鈴木)大地をご飯に招待したので、打ってくれてよかったです。
-これもチームの絆でしょうか。
(涌井)そう……であると思います(笑)
-援護をもらって2回以降はどんなことを心がけながらピッチングを続けたのでしょうか、
(涌井)最近大量点を取られることが多かったので、まず1点でしのいで、追加点を期待していました。
-大きな場面は5回に来ましたね。1アウト満塁、というピンチを作りましたけど、そこからしっかりしのいでみせました。あそこの場面は。
(涌井)最悪1点失ってもいいつもりで、とにかく低めに投げてセカンドゴロを打たせれば何かあるんじゃないかと思っていました。
-野手の皆さんも今日はぜひエースに勝たせるんだという気持ちで試合に臨んだと聞いていますが、これについてはどうですか。
(涌井)昨日のヒーローインタビューを見てて、そういうことを言っている方(鈴木の方を見て)がいたので、ぜひとも勝ちたいと思っていました。
-また次のピッチングについての意気込みを聞かせてください。
(涌井)今日は早い回で代えさせてもらったので、次はしっかり調整して、最後まで投げたいと思います。
-続いて、鈴木大地選手です。なんといってもあの初回のホームランが大きかったですが、あの場面改めて振り返ってください。
(鈴木)いやー先月、おいしいご飯を食べさせていただいたんで、そのお返しです。
-やはり、胃袋の恩というのは大きいですかね。
(鈴木)すごいおいしいものを食べさせてもらって、今日打ったので次はヤバいですね、楽しみです(笑)
-1点を取ってなおもチャンスが続いてそして打席、ということでしたから、当然いろんなことを考えながら打席に向かったんじゃないかと思いますが、その辺りはいかがですか。
(鈴木)やっぱワク(涌井)さん投げるんで、もう1点2点取れば必ず勝てると思っていたんで、点が取れて良かったです。
-しかもマウンドには大学の後輩の原樹理投手。打った瞬間の手ごたえはいかがだったでしょうか。
(鈴木)いや手ごたえは微妙だったですけど、あそこで入ってくれたので、先輩として少しはかっこいいところを見せられたかと思います。
-それと昨日の勝利を昨日につなげるために、鈴木さん自身いろいろと考えながら今日のゲームに臨んだと聞いていますが-その辺りについてはどうでしょうか。
(鈴木)昨日も言ったんですけど、ワクさんが勝つことでチームは絶対乗ってくると思うので、そして今日勝ったので、こっから乗っていけると思います。
-しかも初回から大量点ですから、最高の試合の入りができたんじゃないですか。
(鈴木)そうですね、ピッチャー頑張っているので、野手が1点でも多く取れるように明日もがんばります。
-1週間ぶりの連勝ということになりますけれども、明日以降に向けて一言お願いします。
(鈴木)とにかく1試合1試合まずは明日の試合勝ちたいと思いますので、また明日も球場に来てください。ありがとうございました。
‐では最後に、今日4安打の大活躍。サントス選手です。日本に来て今日が9試合目、4本のヒットを打つというのは初めてになりますが、今、どんな気分でしょうか?
(サントス)4本ヒットを打てて興奮していますし、ファンの皆さんの前で活躍出来て、本当に光栄に思っています。
‐先ほどは、スタンドのファンの皆さんと「We are 千葉ロッテ」と叫んで喜びを分かち合いましたが、これについてはいかがでしょう。
(サントス)ファンの皆さんと勝利を分かち合えましたし、初めて「We are~」と言わせていただいて、本当に興奮しています。
‐日本に来てまだ9試合目の出場ですが、日本のピッチャー、あるいは日本の野球についてどのように感じていますか?
(サントス)日本の野球も素晴らしいですし、日本のピッチャーも素晴らしいです。自分はできることを100%やって、勝利に貢献していきたいと思っています。
‐それと改めて、この千葉のファンの皆様はどうですか?
(サントス)チームの状態が悪い時も、熱いファンの方の応援が僕らの力になっていますので、どんどん勝って、もっといい流れを作っていきたいと思います。
‐では最後に、サントス選手にファンの皆さんに「決め台詞」を言っていただきましょう。お願いします。
(サントス)1、2、サントス!
(スタンドから歓声が上がる)