試合情報

マリーンズが嬉しい同一カード3連勝となった。初回に井上、角中の連続適時打で2点を先制する。同点で迎えた8回には福浦の勝ち越し適時打、田村の3点本塁打で一気に試合を決めた。投げては先発の涌井が8回1/3を3失点に抑えて今季5勝目。チームも単独3位に浮上した。

‐涌井さん、マリーンズファンは涌井さんのお立ち台を待ってました。今この歓声を聞いてどんなお気持ちでしょうか？

(涌井)素直に嬉しいです。

-2か月ぶりの5勝目、ご自身のピッチング振り返っていかがでしょうか？

(涌井)相変わらずのホームラン打たれましたけど、まあでも福浦さんの綺麗なタイムリー感動しました。

-マリーンズがこのあと混戦のパ・リーグから抜け出すためには絶対に涌井さんの力が必要です。マリーンズファンはみんなそう思ってます。そのあたりいかがでしょうか？

(涌井)はい。自分でもそう思います。

-そして同点の7回、タイムリーヒットを放った福浦選手です。福浦さん、あの打席スタンドからの声援、今日マックスボリュームになっていました。

(福浦)1打席目からマックスボリュームだったと思いますけど、なかなかチャンスで打てなくて。毎回ワクが投げるときはなかなか点を取ってあげられなくて、なかなか勝ちに繋がらないんですけど、ほんとにワクはいつも粘り強く投げてくれるんでね。何とかあそこで打ててほんとに良かったと思います。

-タイムリーヒットを打ってベンチに帰ってきたとき、満面の笑顔でしたね。

(福浦)いやぁほんとに4度目の正直だったんでホッとしてますし、ほんとにワクに勝ち付けさせてあげたかったですし、僕がどっかで1本でも打っておけばね、もっと楽にワクが投げれたんじゃないかなと思いましたし。3打席を反省して、4打席目でやっと打てたんで良かったです。

-さぁそして今日のヒットで2000本安打まであと15本になりました。ファンのみなさんは福浦さんの2000本安打の満面の笑顔を待ってます。そのあたりいかがでしょうか？

(福浦)えーそうですね。まだまだですけど、チームのために1本でも多く勝利に繋がるような、今日みたいないい場面でもっともっと打てるように自分も精一杯頑張っていきたいなと思いますけど。

-チームはこの3連戦3連勝。そして今日ソフトバンクが負けましたんで、マリーンズ単独3位になりました。それでは最後に涌井さん、ファンの方々に向けてメッセージをお願いします。

(涌井)えー・・・福浦さんの話を真剣に聞きすぎてなんにも考えてなかったんで。これからも福浦さんはチームのために打ち続けると思いますし、自分もチームの順位がどんどん上に上がるように投げ続けたいと思います。今日はありがとうございました。