2021年7、8月度の「大樹生命月間MVP賞」が発表され、パ・リーグ打者部門で藤原恭大選手が受賞しましたので、お知らせします。
「もしかしたら賞を獲れるんじゃないかとは思っていましたがギリギリだったので受賞を聞いた時は凄く嬉しかったです。一軍へ昇格してからの試合では良い結果を残せたと思いますし、継続してヒットも出ていたので自分としてもひとつ成長できた部分が感じられましたが、最後少し失速してしまって、まだ技術の無さ、体力の無さを実感した数ケ月でした。印象に残っている打席は、福岡ソフトバンク戦での千賀投手と対戦した時に自分としても一番集中できたと思いますし1打席1打席凄く内容のある打席だったのでそれが一番良かったと思います。ここからの試合が本当に大事になってくると思うので、最後までスタメンで出続けることもそうですけど、チームのためにできることをもう一度再確認して自分ができることを一つ一つやっていきたいと思います。」
24試合 打率.348 32安打 5本塁打 15打点 5盗塁
藤原選手は7、8月度全24試合に出場し、得点(18)、安打、二塁打(9)、塁打(58)、盗塁、長打率(.630)でリーグトップ(盗塁はトップタイ)、本塁打、打率、出塁率(.439)でリーグ2位(本塁打は2位タイ)と各打撃部門において好成績を残した。
3年目の今季は開幕スタメンを勝ち取るも打撃不振に苦しみ4月22日(木)に登録抹消。そこから2ケ月以上ファームで汗を流し、再昇格を果たした7月3日(土)に即先発出場すると、2安打1盗塁と期待に応え、その後も7、8月全ての試合に2番中堅で先発出場。15試合連続(東京オリンピック中断期間を挟む)を含む21試合で安打を記録。殊勲打も4本放ち(先制打1、同点打2、勝ち越し打1)随所で勝負強さを見せた。
パワーとスピードを併せ持つ攻撃型2番打者の活躍は打線を活気づけ、激しい首位争いを繰り広げるチームを支えた。
3年目で初の月間MVP受賞。