2022年3、4月度の「大樹生命月間MVP賞」が発表され、パ・リーグ投手部門で佐々木朗希投手が受賞しましたので、お知らせします。
「月間MVPは初めてのことなのでとても嬉しいですし、チームメイトにすごく感謝しています。開幕初戦はちょっと苦しい形になってしまったのですが、その後は上手く修正しながら、いいピッチングができたと思っています。去年よりも成長したところを見せることができていると思いますし、こういう結果を1年間通して出せたらと思ってます。4月に関しては完全試合を達成することができましたし、たくさん試合も投げられましたし、イニングも投げられて、すごくいい1ヵ月だったなと思います。完全試合はすごく嬉しかったですし、野手の皆さまの援護だったり、守備でもたくさん助けてもらって達成できたことなので本当に思い出深いです。今後も先発としてたくさん試合に投げて、その中で長いイニングを投げてチームが勝つために自分ができることを精一杯やりたいなと思っています。まずは目の前の1試合1試合を一生懸命戦って、その先には優勝が見えてくるので、しっかりと一つ一つ頑張っていきたいなと思います」
5試合 3勝0敗 投球回36 防御率1.50 奪三振60 自責点6
佐々木朗希投手は3、4月度5試合に先発登板。リーグトップタイの3勝、リーグトップの60奪三振の成績を残した。4月10日(日)オリックス戦でプロ野球28年ぶり史上16人目となる完全試合を達成。
今シーズン初登板の3月27日(日)楽天戦では6回を投げ3失点で勝ち負けつかず。4月3日(日)埼玉西武戦で8回を13奪三振1失点の好投で今季初勝利を挙げる。10日(日)オリックス戦で史上最年少(20歳5ヵ月)での完全試合を達成。この試合ではプロ野球新記録となる13者連続奪三振、プロ野球タイ記録となるゲーム19奪三振も成し遂げた。続く17日(日)北海道日本ハム戦でも一人の走者も許さない完全投球を8回まで継続。勝ちこそつかなかったものの14奪三振の力投で完全投球を17イニングまで伸ばした。24日(日)オリックス戦では、初回から安打を許したものの5回2失点の力投で勝利を挙げた。
プロ3年目で初の月間MVP賞受賞。