レギュラーシーズンを通じて最も劇的なサヨナラ本塁打、またはサヨナラ安打などを放った選手に贈られる「2023 スカパー!ドラマティック・サヨナラ賞 年間大賞」が発表され、パ・リーグで角中勝也選手が受賞しましたのでお知らせします。
角中選手は、7月24日(月)ZOZOマリンスタジアムで行われた福岡ソフトバンク戦、0対1の1点ビハインドで迎えた9回裏、二死一塁の場面で、右翼席へ劇的な代打逆転サヨナラ2点本塁打を放った。
この試合、マリーンズの先発・佐々木朗希投手は初回に先制を許すも、粘りの投球で、6回1失点。対する福岡ソフトバンクの先発・石川柊太投手も7回無失点と、両先発投手が好投を見せ、試合は息詰まる投手戦となった。
両チーム得点が奪えないまま、0対1のマリーンズ1点ビハインドで迎えた9回裏。先頭の4番・ポランコ選手が、福岡ソフトバンクの守護神・オスナ投手から右翼線への二塁打を放ち出塁すると、続く山口航輝選手の遊ゴロで、一死三塁と一打同点の場面を作る。しかし、後続の岡大海選手の投ゴロで、三塁走者が飛び出してしまい、挟殺プレーの末タッチアウト。二死一塁となり、敗北のムードが漂う中、マリーンズは代打・角中選手を打席に送る。カウント0-1からの2球目。真ん中高めの直球を振り抜くと、打球は右翼席に突き刺さる起死回生の代打逆転サヨナラ2点本塁打。頼れるベテランの一打でチームは2試合連続となるサヨナラ勝ちを収めた。
「ファンの皆さんに選んでいただけたこと、本当に嬉しいです。サヨナラ本塁打は初めてだったのですが、とても不思議な雰囲気がありました。来年もそういう場面で打席に立ったらこの賞をいただけるように頑張りたいです!」