1950年
毎日オリオンズ誕生 初代パ・リーグ王者として輝かしい歴史のスタートを切る
監督:湯浅禎夫
成績:優勝(81勝34敗5分)
'49.9.21 | 毎日新聞社が「日本野球連盟」に加入を申し込む。 |
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'49.11.18 | 毎日球団の第1次メンバーを発表。総監督に湯浅禎夫が就任する。 |
'49.11.26 | 日本野球連盟が解体。毎日球団は「太平洋野球連盟」に参加を決定する。 |
'49.12.21 | 球団のニックネームがファン投票5位の「オリオンズ」に決まる。 |
01.11 | 毎日の結成披露式を行う。球団社長に福島慎太郎が就任する。 |
03.08 | 初の対外試合で、第5空軍を21-0で破る。〈中日〉 |
03.11 | パ・リーグ初のペナントレースが西宮球場で開幕。対西鉄戦で戸倉勝城がパ第1号本塁打を記録する。 |
05.05 | 県営宮城球場開きが行われ、対大映戦、対南海戦でファンに死傷者が出る。 |
05.25 | 呉昌征がプロ野球史上初の300盗塁を記録する。〈対西鉄9回戦、下関〉 |
06.04 | 15連勝のチーム新記録を達成する。 |
07.05 | 戸倉勝城が後楽園球場でのナイター第1号本塁打を記録する。〈対大映10回戦〉 |
09.15 | ノンプロ世界選手権チームのケープ・ハーツを5-2で破る。〈後楽園〉 |
09.23 | GHQ主催の公式戦、国連傷兵慰問試合で南海を6-5で破る。〈神宮〉 |
10.25 | 対東急18回戦に4-2で勝ち、初のパ・リーグ優勝を決める。〈後楽園〉 |
11.28 | 日本シリーズ第6戦に松竹を降し、4勝2敗で初の選手権を獲得する。〈大阪〉 |
12.02 | 毎日主体のパ・リーグ選抜軍「渡布軍」のメンバーに毎日から14選手が選ばれる。 |
タイトル | 最優秀選手:別当薫、新人王:荒巻淳、最優秀勝率投手:荒巻淳、最多勝利投手:荒巻淳、本塁打王:別当薫、打点王:別当薫 |
1949年、1リーグ8球団制からプロ野球は一層の発展を目指し2リーグ制へ移行、「毎日オリオンズ」は新しくパシフィックリーグに所属する球団として誕生しました。
1950年、オリオンズは2位以下を大きく引き離しパ・リーグ初代王者となるだけでなく「日本ワールドシリーズ」と呼ばれた第一回の日本シリーズも制し初代日本一の座も獲得しました。
1951年
毎日オリオンズ誕生 初代パ・リーグ王者として輝かしい歴史のスタートを切る
監督:湯浅禎夫
成績:3位(54勝51敗5分)
02.11 | パ・リーグ選抜軍が「ウィルソン号」でハワイに出発する。 |
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03.18 | パ・リーグ第1回トーナメントが西宮球場で開かれる。 |
06.16 | オールスターのファン投票で、土井垣武が両リーグ最多の7万8770票を獲得。 |
10.17 | 毎日新聞社の招きで、アメリカ大リーグの選抜チームが来日する。 |
『オリオンズが強すぎてつまらない』とまで言われたパ・リーグは戦力均衡のための選手移籍が行われ、オリオンズからは4番打者が移籍する今では考えられないことが起こるほどでした。
1952年
毎日オリオンズ誕生 初代パ・リーグ王者として輝かしい歴史のスタートを切る
監督:湯浅禎夫・別当薫
成績:2位(75勝45敗)
03.02 | 第1回毎日対大阪戦の定期戦が開かれる。 |
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03.05 | 第1回毎日対巨人戦の定期戦が開かれる。 |
07.16 | 平和台球場での対西鉄12回戦が長引き、日没中止となったためにファンの暴行事件が発生する。 |
07.27 | 湯浅総監督を更迭し、後任監督に別当薫が就任する。 |
10.19 | 第1回毎日対名古屋戦の定期戦が開かれる。 |
11.28 | 湯浅総監督が復帰し、監督に若林忠志が就任する。 |
12.24 | 福島社長の任期切れで、山田潤二が社長に就任する。 |
この年は再び南海ホークスとあわやプレーオフというところまで健闘しましたが、惜しくも2位に終わりました。また新戦力としてのちの「ミサイル打線」の中核となる山内和弘らが入団しました。
1953年
毎日オリオンズ誕生初代パ・リーグ王者として輝かしい歴史のスタートを切る。
監督:若林忠志
成績:5位(56勝62敗2分)
08.01 | 駐日米軍で元大リーガーのカイリーが、初の外国人選手として臨時契約する。 |
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08.23 | 対阪急17回戦でNHKによるプロ野球初のテレビ中継が行われる。〈西宮〉 |
10.14 | ニューヨーク・ジャイアンツが来日する。 |
10.22 | 全米オールスターチームが来日する。 |
11.06 | 若林忠志監督以下45選手がフィリピン遠征に出発する。 |
1954年
若林忠志監督以下45選手がフィリピン遠征に出発する。
監督:別当薫
成績:3位(79勝57敗4分)
03.19 | パ・リーグ8球団制が実施される。毎日杯争奪戦で優勝し、三宅宅三が最高殊勲賞と首位打者を獲得する。 |
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タイトル | 打点王:山内和弘 |
正式に別当薫が外野手兼任で監督に就任、また今でも珍しいキャッチャーの助っ人Cルイスが入団活躍し、ファン投票でオールスターにも選ばれました。
またパ・リーグに新球団「高橋ユニオンズ」が誕生しました。