1985年

成績低迷、厳しい時代の始まり・・・

監督:稲尾和久

成績:2位(64勝60敗6分)

04.14 村田兆治が1073日ぶりの勝利を完投で飾る。〈対西武2回戦〉
04.20 有藤道世がプロ野球18人目の1000打点を達成する。〈対南海1回戦、大阪〉
05.31 荘勝雄がロッテの外国人投手としてはディサ以来22年ぶりとなる完封勝利を挙げ、対近鉄戦の通算500勝目となる。〈対近鉄9回戦〉
06.05 対阪急9回戦でロッテ5本、阪急7本の計12本の二塁打を打ち、34年ぶりのリーグタイ記録となる。
07.07 村田兆治が完投勝利し、1981年と並ぶ開幕11連勝を達成する。〈対南海14回戦〉
07.11 有藤道世がプロ野球20人目の2000本安打を達成する。〈対阪急15回戦、川崎〉
09.18 落合博満が故郷の秋田で3打席連続本塁打を打ち、史上7人目の1シーズン2度の1試合3本塁打を記録する。〈対西武12回戦〉
10.01 落合博満が球団新記録となる44号本塁打を記録する。〈対日本ハム19回戦〉
10.17 有藤道世がプロ野球22人目の2000試合出場を達成する。〈対近鉄26回戦、藤井寺〉
10.21 落合博満が2度目の三冠王を獲得する。
タイトル 最優秀選手:落合博満、首位打者:落合博満、本塁打王:落合博満、打点王:落合博満、最高出塁率:落合博満、カムバック賞:村田兆治

この年はエース村田兆治の復活劇からはじまりました。肘の手術から奇跡のカムバックを遂げ、医師からの投球数制限を大きく越える球数を投げ完投勝利、以後日曜日ごとの当板で「サンデー兆治」の異名をとり、この年17勝をあげる活躍で日本中を感動に巻き込みました。

打撃部門でも落合博満の2度目の3冠王獲得、有藤道世の2000本安打達成などがあり、チーム打率はリーグトップの脅威の'287を記録するほどでした。

1986年

成績低迷、厳しい時代の始まり・・・

監督:稲尾和久

成績:4位(57勝64敗9分)

04.03 パ・リーグのファンサービスとして開幕カードの先発投手を発表することになり、仁科時成を初の開幕先発投手として発表する。
06.14 リーが外国人選手初の250本塁打を達成する。〈対南海11回戦〉
08.23 リーが外国人選手通算最多の1419本安打を記録する。〈対近鉄19回戦〉
08.24 荘勝雄がパ・リーグ新の10連続セーブポイントを記録する。〈対近鉄20回戦〉
10.15 有藤道世が18年間の現役生活からの引退を表明する。
10.19 落合博満が2年連続3度目の三冠王を獲得する。
10.28 有藤道世が監督に就任する。
12.23 中日との1対4のトレードで落合が中日へ、中日からは牛島和彦、上川誠二、桑田茂、平沼定晴の4選手が移籍入団する。
タイトル 最優秀選手:落合博満、首位打者:落合博満、本塁打王:落合博満、打点王:落合博満、盗塁王:西村徳文、最高出塁率:落合博満

落合博満が2年連続3回目の3冠王を獲得するなど、好調の打撃陣に対し、投手陣のコマ不足は深刻になりついにこの年Bクラスに転落してしまいます。ミスターロッテ有藤の引退や、オフの落合博満のトレードなど球団が大きく変わった1年でした。

1987年

成績低迷、厳しい時代の始まり・・・

監督:有藤道世

成績:5位(51勝65敗14分)

05.15 リーが外国人選手初の1500本安打達成する。〈対日本ハム7回戦、平和台〉
08.15 球団創設以来の通算2500勝を達成する。〈対近鉄18回戦、藤井寺〉
09.20 村田兆治が石毛宏典から史上13人目の2000奪三振を奪う。〈対西武22回戦、川崎〉
10.09 牛島和彦が史上4人目の100セーブを達成する。〈対日本ハム24回戦、後楽園〉
10.16 牛島和彦がリーグタイの8連続セーブを挙げる。〈対南海最終戦〉
タイトル 最優秀救援投手:牛島和彦、盗塁王:西村徳文

有藤新監督でスタートしたこの年、やはり落合の抜けた打線は迫力に欠け、トレードで獲得した牛島和彦は期待通りの活躍はするものの5位の成績に終わりました。

1988年

成績低迷、厳しい時代の始まり・・・

監督:有藤道世

成績:6位(54勝74敗2分)

10.19 対近鉄25・26回戦のダブルヘッダーで近鉄優勝の胴上げを阻止する。〈川崎〉
12.09 浦和市に建設中だった新球場と新合宿所が完成する。
タイトル 首位打者:高沢秀昭、盗塁王:西村徳文

伝説となったダブルヘッダー川崎球場「10.19」での激闘は今でも語り継がれています。首位打者に高沢秀昭、盗塁王に西村徳文が輝きました。

1989年

成績低迷、厳しい時代の始まり・・・

監督:有藤道世

成績:6位(48勝74敗8分)

05.13 村田兆治が3度目の挑戦にして完投で念願の200勝を達成する。〈対日本ハム7回戦、山形〉
10.21 有藤監督が辞任し、12年ぶりに金田正一が監督に復帰する。
タイトル 最優秀防御率:村田兆治、盗塁王:西村徳文

村田兆治の200勝達成なるか、登板ごとに大きな話題となりました。球団としては初の2年連続最下位となってしまいました。
新外国人マイク・ディアスが明るいキャラクターで人気、また伊良部秀輝が当時日本人最速の球速156キロを記録するなど注目を集めはじめました。

  1. トップ
  2. 球団情報
  3. チームヒストリー