2009.04.14 TUE
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vs東北楽天 第1回戦

現在5連敗中のマリーンズは、連敗ストッパーとしてWBC戦士・渡辺俊が満を持しての今季初先発。対するイーグルスは同じくWBC戦士の田中。プロ入りからマリーンズ戦未勝利の田中に、さらなる苦手意識を植え付けておきたいところです。

今日こそ先発陣の初勝利を期待したい渡辺俊ですが、いきなり先頭・内村に四球を与えてしまいます。その直後、すかさず二盗を試みられるも、捕手・橋本将の好送球で盗塁阻止。落ち着いた投球で無失点に抑え、先制点を許しません。

渡辺俊を援護したい好調の打線も、初回から田中の球威に押されてしまい、3イニングス連続の3者凡退に倒れてしまいます。

序盤はWBC戦士同士の投手戦の展開となりましたが、試合が動いたのは4回。先頭・鉄平の安打などで1死3塁のピンチを迎えると、草野の適時打で1点を先制され0対1。さらに続くセギノールに安打を浴び、1死1,3塁となおもピンチを迎えますが、後続を連続三振に斬って最少失点で抑えます。

しかし続く5回にもこの回先頭・嶋の安打などで1死2塁とされると、高須に痛恨の適時二塁打を浴びてしまい0対2。リードを2点に広げられてしまいます。

反撃を見せたい打線はその裏、打撃好調のサブローが田中からこの試合チーム初安打となる二塁打を放つと、バーナムJr.の死球などで2死1,2塁とし、一打同点の好機を迎えます。しかし田中に揺さぶりをかけるべくサブローが三盗を試みるも、捕手・嶋の好送球に阻まれ、惜しくも失敗。結局無得点に終わってしまいます。

先発・渡辺俊は7回を投げきり、117球、被安打8、奪三振5、与四死球4、失点2の内容で降板。8回から2番手・中郷に後を託します。しかしその中郷は草野に二塁打を浴び、続くセギノールを敬遠で歩かせて1死1,2塁と追加点のピンチを背負います。しかし続く牧田を併殺に打ち取って、無失点で切り抜けます。

するとその裏、7回まで田中の前に3塁すら踏めず、わずか2安打に封じられてきた打線が奮起します。先頭・橋本将、バーナムJr.の連続四球などで2死1,2塁とすると、福浦に待望の適時打が飛び出し1対2。田中からようやく1点をもぎ取って1点差に追い上げます。

しかしさらなる反撃を期待したい最終回、田中の前にクリーンアップが2者連続三振に倒れるなどで3者凡退を喫してしまい試合終了。WBC戦士同士の投げ合いは、マリーンズ打線を散発3安打に抑えた田中に軍配が上がってしまいました。

マリーンズはパ・リーグで唯一勝ち星を与えなかった田中に初勝利を献上してしまい、6連敗を喫してしまいました。しかし開幕から8試合連続で本塁打を浴びていた投手陣が、今日は被本塁打0に抑え、ようやく調子が上向いてきました。明日の先発は安定した制球力が持ち味の唐川で是が非とも連敗脱出し、チームの先発陣初勝利を期待したいところです。

vs楽天 第1回戦

「渡辺俊介は今シーズン初登板だったが、いいピッチングをしてくれた。
勝てるだけの投球内容だったが、打線の援護が無かった。いい投手相手にミスでアウトを許すとなかなか得点できない。

明日の試合では、一打席一打席、一球一球集中して良いものを見せて欲しい。
明日はいい試合が出来るようにベストを尽くすだけ。

明日の先発は唐川侑己だよ」

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