2009.04.19 SUN
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vs福岡ソフトバンク 第3回戦

ともに最下位脱出とカード勝ち越しを賭けた対ホークス3連戦の第3戦。マリーンズの先発は、今季未勝利の小林宏。一方ホークスの先発は、WBCでの好救援も記憶に新しい杉内。

初回は両投手とも3者凡退に抑える順調な立ち上がりを見せます。
試合が動いたのは2回表。先頭・小久保の安打、長谷川の四球で無死1,2塁とピンチを迎え、続く田上、柴原の連続適時打で2点を失うと、本多の二ゴロ間にさらに1点を奪われ、計3失点。0対3といきなりリードを許してしまいます。

しかし先制された直後の2回裏、打線がすぐさま小林宏を援護します。
先頭・井口、サブローの連打で好機を作ると、相手のバッテリーエラーと、ベニーの適時打で2点を奪って2対3。すかさず1点差に詰め寄ります。

さらに4回、先頭のベニーがライナーで左翼席に突き刺す待望の1号ソロを放って同点に追いつくと、さらに2死2,3塁の好機に、竹原が中前2点適時打を放って勝ち越しに成功。
5対3と一気に試合をひっくり返し、この試合初めてリードを奪います。

しかし逆転してもらった直後の5回、小林宏が踏ん張りきれません。
この回先頭の本多、松中を四球で歩かせピンチを背負うと、続く小久保、長谷川の連続適時打で5対5。同点に追いつかれると、田上の犠飛、柴原の適時打でさらに失点を重ね、5対7。
この回一挙4点を献上し、逆転を許してしまいます。

結局小林宏は5回を投げ切り、降板。
95球、被安打7、奪三振1、四球5、失点7の内容で、今季初勝利はまたしても持ち越しとなってしまいます。

2点を追う形となり、これ以上の失点は防ぎたいマリーンズでしたが、8回に救援陣がつかまってしまいます。
3番手の小宮山が先頭・柴原に三塁打を浴び、続く高谷の四球で無死1,3塁とピンチを招くと、森本に適時打を浴び5対8。
リードを広げられると、4番手・川崎がマウンドへ向かいますが、松中の犠飛で6対8とされると、続く小久保には2号3ランをバックスクリーンに運ばれ、5対12。この回一気に5点を追加され、ビッグイニングを作られてしまいます。

打線もホークスの投手リレーの前に、5回以降は得点を奪えず、5対12のまま試合終了。
2カードぶりの負け越しで、順位も単独最下位に逆戻りしてしまいました。

21日からは対イーグルス、対ライオンズと続く、敵地での6連戦。
気持ちを切り替え、まずは敵地での今季初勝利をもぎとり、浮上へのきっかけを掴みたいところです。

vsソフトバンク 第3回戦

「先発の小林宏之は先制点を許した、逆転してリードを奪ってからも踏ん張る事が出来なかった。
彼本来のピッチングではなかった。
もう少し、いい投球が出来る投手。

攻撃陣は今日も粘り強く、いいスイングが出来ていた。

7回の井口の当たりも同点に繋がるかなと思ったくらい。
このまま、いいスイングでいい攻撃をして欲しい。

明後日からは、仙台でのイーグルス戦。ベストを尽くしいい試合をしたいね」

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