2010.05.08 SAT
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
0
0
2
0
4
0
0
3
0
0
0
1
0
0
0
2
0
0
R
H
9
9
3
8

vs オリックス 第6回戦

先日の試合に敗れ、首位を明け渡してしまったマリーンズ。首位を奪還するため、今日は何としても勝利したい一戦となりました。先発のマウンドには勝ち星、防御率ともにチームトップを誇るエース・成瀬が上がります。

バファローズ先発・金子千から先取点を奪いたい打線は初回、2番・荻野貴の安打と3番・井口の死球で得点圏に走者を置く好機を作りますが、惜しくも得点には至りません。

昨年から対バファローズ4連勝と相性の良い成瀬は、テンポ良い投球で初回を3者凡退に抑える素晴らしい立ち上がり。味方の援護を待ちます。

エース対決を制するべく、打線は3回に援護を開始。この回先頭の8番・里崎が直球を振り抜くと、ライトへ飛んだ大きな打球は失速せずに右翼席へ飛び込む5号ソロ本塁打。「9連戦は4勝5敗の負け越し。ロッテらしい野球が出来なかった。ここから仕切り直し」という力強い一打で、待望の先制点を奪います。その後も1死3塁から荻野貴の適時打で1点を追加し、この回2点を挙げて主導権を握ります。

援護を受けた直後、成瀬は山崎浩の1号ソロ本塁打を浴びて1点を返されますが、崩れることなく後続をしっかりと切って取ります。

さらに点差を広げたい打線は5回、1死から安打と四球を重ねて満塁の好機を作ると、井口がライトへ犠飛を放って追加点。さらに続く4番・金泰均はこの好機を逃さず、「甘いゾーンに来たので完璧に打つ事が出来た」という言葉通りに、打球は飛距離十分の当たりとなってバックスクリーン横に突き刺さる9号3点本塁打。6対1と点差をさらに広げ、試合を有利に進めます。

2回以降は力強い投球で反撃を許さない成瀬でしたが、7回、T-岡田に8号ソロ本塁打、バルディリスに1号ソロ本塁打を許して6対3とされ、その後山崎浩に安打を打たれたところで2番手・伊藤にマウンドを託します。代わった伊藤は代打・日高を三振に切って取り、反撃を食い止めます。

試合を決定づけたい打線は8回、6番・サブローと2007年以来の1軍出場となった代打・青野が連続四球で出塁すると、里崎が今日2本目となる6号3点本塁打を放ち、9対3とダメ押し点を奪います。

8回からは3番手・薮田が、最終回は4番手・秋親が相手打線を封じ込め、見事勝利。ライオンズが敗れたため、再び首位の座に返り咲きました!

里崎選手

-3回・先制、8回・ダメ押し、ナイスバッティング! 今日は2本のホームラン、里崎選手です。ナイスバッティングでした。

(里崎)ありがとうございます。

-今日は、先制ホームラン、そして8回のダメ押しと良い場面で出ました。

(里崎)8回の時には、特にその前に2点取られていたので、1点でもと思ったんですけれども、結果的にホームランで良かったです。

-1本目はライト方向、そして2本目はセンターの右と、里崎さんらしい、右方向に大きな打球が飛びました。

(里崎)今年初めてライト方向に飛んだので、感じとしては引っ張った打球よりも良かったので、これから徐々に打率も上げていきたいなと思います。

-今年初めてと言いますと、過去4本はすべて左ピッチャーからのホームランだったのですけれど、今日は2本とも右ピッチャーから出ました。

(里崎)そこら辺はあまり気にしてなかったんですけれども、金子君も良いピッチャーなので。早い回に先制できて、試合展開的には良かったなと思います。

-下位打線で里崎さんが打ちますと、好調なマリーンズ打線、さらにアクセントが付きます。

(里崎)そうですね。僕がもっと打てばもっと強いと思うので、しっかり頑張っていきたいなと思います。

-まもなくマリーンズにとって非常に相性の良い交流戦が始まります。そのあたりはどうでしょう?

(里崎)過去2回優勝していますし、交流戦ということで悪いイメージもありませんし、一つ一つ大事に戦った上で結果を求めていきたいなと思います。

-チームの方も、40試合を前にして好位置につけています。今後の抱負をお願いします。

(里崎)1日1日を大切に、1打席1打席を大切にしていって結果的に優勝できるように、1戦1戦頑張っていきたいと思います。

-今後も期待しています。

(里崎)はい。ありがとうございます。

-今日のヒーローは、2本のホームラン・里崎智也選手でした!

vs オリックス 第6回戦

「今日も打線がよく頑張ってくれた。一発攻勢だったね。テギュンのホームランは凄かったね。そして里崎の2発も素晴らしかった。特に2本目は2点取られた直後の3ラン。チームにとって本当に大きなホームランだった。日ごろの練習の成果が出たホームランだった。

先発の成瀬は少し神経質になり慎重に行き過ぎている感じ。もう少し大胆に投げて欲しい。いいボールは投げている。

テギュンの状態はよくなっている。京セラでは17の9安打と相性がいいね。明日は交流戦前の最後の試合。相手も勝ちたいと強い気持ちでくると思うので、更に強い気持ちで勝って締めくくりたいね。

明日の先発は大嶺祐太だよ」

  1. トップ
  2. 試合情報
  3. ゲームレポート