2010.05.21 FRI
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
0
0
0
0
0
2
0
1
0
5
0
0
1
0
0
0
0
X
R
H
3
7
6
11

vs東京ヤクルト 第1回戦

千葉マリンで迎えるセ・パ交流戦! 幕張場所。最初のカード・ドラゴンズとの2連戦を連勝で飾ったマリーンズは、今夜からスワローズを迎えての2連戦です。

チームの3連勝を狙って先発マウンドに上がった成瀬は初回、2死から青木に安打を放たれますが、続くデントナを三振に仕留め、無失点の立ち上がりを見せます。

その裏、初顔合わせとなったスワローズの先発・バーネットを立ち会いから攻略したいマリーンズ打線は、2死から3番・井口が二塁打を放ち、4番・金泰均、5番・大松が連続四球を選んで満塁とします。ここで6番・サブローが高く打ち上げた打球を中堅手・青木が見失い、グラウンドに落ちて弾む間に三者が生還する走者一掃の適時二塁打となり、3対0と先制すると、7番・福浦の適時二塁打、さらには9番・今江が「流れに乗って打つことが出来た」と語る適時打が飛び出して2点を追加。5対0と成瀬を強力に援護します。

2回以降は成瀬、バーネット両投手が無失点におさえるがっぷりよつのこう着状態が続きましたが、4回に再び試合が動きます。8番・里崎、1番・西岡、2番・荻野貴が安打を放って1死満塁とすると、井口の死球で押し出しとなり、6対0と点差を広げます。

5回までスワローズ打線を2安打無失点に抑え込んできた成瀬でしたが、6回、先頭の田中に安打を放たれると、続く宮本には甘く入った直球を左翼席に運ばれる1号2点本塁打を浴び、6対2とされます。

4点差に迫られ、ダメ押し点を奪いたいマリーンズ打線でしたが、5回、6回は立ち直ったバーネットの前に得点を奪えず、得点を挙げることができません。

7回もスワローズの2番手・増渕の前に3者凡退に終わると、8回、成瀬の後を受けた2番手・薮田が1死から青木に5号ソロ本塁打を許して6対3と3点差に迫られてしまいます。

その裏、3番手・押本の前に2死から西岡が安打を放って盗塁で2塁まで進んだものの、あと一本が出ずに無得点に終わりますが、9回は3番手・小林宏が9球でスワローズの代打攻勢を封じ込めて、6対3で寄り切りました。

7回128球、被安打6、奪三振5、与四死球1、失点2の好投を見せた成瀬が6勝目、チームも3連勝を飾って貯金を11に積み重ねました。

首位・ライオンズに0.5ゲーム差と迫ったマリーンズ。明日もホームの大声援を受け、連勝を伸ばしていきましょう!!

成瀬投手

成瀬はお立ち台の上で笑顔を見せる
ライトスタンド前でバンザイ!
ファンとハイタッチをして喜びを分かち合う成瀬

-今日のヒーローは成瀬善久投手です。おめでとうございます。

(成瀬)ありがとうございます。

-交流戦初白星ということで6勝目おめでとうございます。

(成瀬)ありがとうございます。

-ずいぶん声が小さいんじゃないですか?

(成瀬)今日もホームランを打たれてしまったので、どうしても一発病が駄目だと思いますね。

-エースとして絶対負けられない試合として挑んだ気持ちを教えてください?

(成瀬)今までずっとホームランで点を取って、良い試合しててホームランで流れが変わってしまうことが多かったので、今日は本当に初回から野手の方が打ってくれたので本当に気持ちよく投げれました。ただ6回のホームランはすいませんでした。

-ピッチング内容に関しても丁寧な投球に見えましたがいかがでしょう?

(成瀬)1人1人、1球1球を大事にしようと思ったので、あのホームランはあまかったんですけど、それ以外では2-3からでも粘れたのが勝ちにつながったんだと思います。

-味方が5点をもぎ取ってくれた試合展開。非常に楽に投げられたんじゃないでしょうか?

(成瀬)ランナーをためることだけは避けたかったので、ヒットだったらOKだと思ったので、そういう意味ではテンポとリズムを意識しました。

-今のマリーンズ打線は3割バッターが並んでいる打線ですが、安心して投げられますね?

(成瀬)そうですね。出来れば最少失点で抑えたいのですけど、前回までは3試合連続ホームラン3本打たれているので、どうしても3失点するので心強い打線だなと思います。

-次の登板に向けて一言お願いします。

(成瀬)今のチーム状態が良いので交流戦で優勝して、そのまま優勝に向けて突っ走って行きたいので応援よろしくお願いします。

-本日のヒーロー成瀬投手でした。

vs東京ヤクルト 第1回戦

「本拠地マリンで負けるわけにはいかないね。成瀬は良く投げてくれた、6回にホームランを打たれたが、今日はその後も攻撃的なピッチングをしてくれた。いい投球内容だった。低目に集め、コースにもきっちり投げていた。

攻撃は初回にラッキーはヒットで先制したが、その後にもヒット2本で2点取ったのが大きい。2死ランナー無しから、みんなでチャンスを作りビックイニング繋がった。

これが千葉ロッテマリーンズの和の野球。本当に3点のあとの2点が大事だったし大きい。これからも、こういう攻撃をして行きたい。

明日は土曜日で多くのマリーンズファンが来てくれるだろう。是非、ファンが喜ぶ試合をしたいね」

  1. トップ
  2. 試合情報
  3. ゲームレポート