試合情報

引き分けを挟み6連勝、そして貯金10と勢いに乗るマリーンズでしたが、序盤での失点が響き7連勝とはなりませんでした。しかし、その中でも井口の攻守に渡る活躍や岡田の復調など明るい要素も見えた試合となりました。

4点を追う6回表の攻撃、安打で出塁した岡田を1塁に置いて打席に入った井口は、ベイスターズ先発・三浦の高めの直球を振り抜き、この打球がフェンスの最上部を直撃。「とにかくつなぐしかない」とチームの主力としての責任感をバットに乗せた一振りで1点を返すことに成功します。

また守備でも6回裏に1死2,3塁のピンチの場面で、前進守備の横を抜けるかと思われた強い打球を横っ跳びでつかむ好捕。試合を完全に決めかねない場面で集中力の高さを見せつけました。

一方の岡田は初回に相手投手を強襲する安打を放ち、先制のチャンスを作ると、6回にも先頭として左前に安打を放ち井口の適時打を呼び込みます。最近は打撃が下降気味でしたが、5月9日以来となる複数安打を放つなどリードオフマンとしての役割を見事に果たしました。

また中継ぎ陣でも頼れる男が復帰。カルロス･ロサが7回に4月18日以来の登板を果たし、先頭にこそ安打を許したものの、その後は150キロを超える直球を連発。連続三振を奪うなど剛球復活をアピールしました。

交流戦初黒星を喫しましたが、明後日からは舞台を地元・QVCマリンに移しての連戦となります。ファンの声援を力に変え、再び連勝街道を突き進んでいきましょう!