2012.09.15 SAT
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vs埼玉西武 第20回戦

7月8日以来となるQVCマリンでのデーゲーム開催。照りつける太陽の下、序盤は相手に主導権を握られるもしぶとく食らいつくと、7回裏に清田の犠飛、サブローの2点適時二塁打で逆転に成功。継投陣が相手打線の反撃を封じ、見事な逆転勝利を収めました。

初回に先制を許すなど、試合前半は苦しい展開が続きましたが、まず存在感を発揮したのは清田でした。

1点を追う初回、1死から打席に入った清田。相手先発・石井の直球をたたくと、打球は三遊間をしぶとく破る左前安打に。これで4試合連続安打を記録します。

4回裏の第2打席では、制球の安定しない石井の投球に手を出さず、四球を選び出塁。2点を追う7回裏に1死2,3塁の場面で迎えた第4打席では、相手3番手・長田の変化球にうまくバットを合わせフェンス間際まで運ぶ犠飛を放ち、その後の逆転へのお膳立てをしました。

清田の1軍復帰後の成績は打率.462(13打数6安打)と好調をキープ。清田が上位打線に座ることで活性化された打線の猛攻は、今後も期待できることでしょう。

清田と同期入団の荻野貴も、好機できっちりと結果を残しました。

5回裏、2死1,2塁の場面で打席に入った荻野貴は外角寄りの直球を逆らわずに流し打つと、ライナー性の打球は二塁手の頭上を越える適時打に。「チャンスだったので何とか1点という気持ち。追い込まれたのでセンターから右に意識して打ちました」と語るコンパクトな打撃で、8月1日以来となる打点を記録しました。

また、9月9日以来の4番に座ったサブローは、7回裏に試合を決める一打を放ちました。

清田の犠飛で1点差に詰め寄った後、2死1,3塁で打席に入ったサブロー。相手4番手・ウィリアムスの直球を迷い無く振り抜いた打球は、グングン伸びて左中間フェンスを直撃。一気に2者が生還し、5対4とチームを勝利に導く活躍を見せました。つなぐ攻撃の代名詞とも言えるサブローの活躍が、チーム再浮上の鍵を握っています。

8回表に登板した3番手・益田は、今日で62試合目の登板。見事無失点でつなぎ、35個目のホールドを獲得し新人最多ホールド記録を更新しました。シーズン開幕戦からマウンドに上がり、度胸満点のマウンドさばきと力強い直球で首脳陣の信頼を勝ち取り、今日の記録に至った益田。今後も試合終盤を支える強力なピースとして、長きに渡り活躍してもらいましょう。

苦しい展開でも諦めることなく食らいつき、終盤で逆転につなげた今日の試合は、まさにチームの「和」で勝ち取ったもの。この良い流れを明日の先発・藤岡がしっかり受け継ぎ、カード勝ち越し、そして上位追撃に向け勝利を勝ち取りましょう!

益田投手、サブロー選手

今日のヒーローはこの2人!
逆転打を放ったサブローはファンに温かく迎えられる!
益田は笑顔でファンと喜びを分かち合う!

-今日はお立ち台に2人の選手に来て頂きました。まずは、ファンの皆さんとともに、益田投手の素晴らしい記録を分かち合いたいと思います。今日の勝利で、35個目、新人最多ホールド記録達成です! おめでとうございます!!

(益田)ありがとうございます。

-まずはこの新たな記録を作った気持ちからお聞かせ下さい。

(益田)記録のために投げるのではなく、チームが勝つために毎日投げてきたので、それがこのような数字に残って嬉しく思います。

-もちろんこの記録を伸ばすために勝っていく、ということは必須だと思いますが、記録の意識はしていたのですか。

(益田)はい。意識していました。(笑)

-シーズンが始まりルーキーとして投げてきて、ここまでの数字を結果として成し遂げられたことはいかかでしょうか。

(益田)自分がここまでこられるとは思っていなかったので、自分の力ではなく、ファンの方々に感謝しています。

-表情もピッチングも全てにおいて気迫を出すと、とにかく疲れ知らずのピッチャーですね。

(益田)そうですね。みんながつないでくれているので、とにかく相手に点を与えてたまるかという気持ちでいつも投げているので、これからも気迫を持って投げたいと思います。

-誰にも破られない記録のために、そしてチームのために、ファンの方にメッセージお願いします。

(益田)残り試合も少なくなってきましたが、全力で頑張りますので皆さんも応援宜しくお願いします!

-まずは素晴らしい記録、益田投手でした! 続いて、お待たせしました。4番・サブロー選手です!

(サブロー)ありがとうございます。

-じわりじわりとチームも得点を挙げていくもなかなか逆転することができませんでしたが、やってくれましたね。

(サブロー)今日は本当によかったです。ほっとしています。

-この9連戦中に第7号のアーチも架けていますし、自身のバッティングも上向きではないでしょうか。

(サブロー)徐々に良くはなっていますが、今までチームに迷惑をかけてしまっていたので残りの試合はフル回転したいですね。

-今日はホワイトセル選手が欠場ということで、「4番・サブロー」頼んだぞ! そんな気持ちで打席に入ったと思いますが、いかがだったでしょうか。

(サブロー)彼の代わりは本当に難しいと思いますが、僕のできることを全部やろうと思いました。

-4番に打席を置くという部分では、気持ちも、そしてバッティングも力がみなぎってくるのではないですか。

(サブロー)正直何番でもいいですが、とにかくいいところで打てればそれでいいんじゃないかと思います。

-左中間フェンス直撃となる逆転の2点適時二塁打が出ましたが、打った瞬間はどんな感じでしたか。

(サブロー)打った瞬間は「行ったかな」と自分では思ったのですが、ちょっとパワー不足だったので、もう少しウエイトトレーニングしようかなと思っています。

-チームも残り18試合と負けられない試合が続きますが、ファンの皆さんとともに突き進むために、メッセージをお願いします。

(サブロー)選手は全員残り18試合全て勝つつもりでやっています。うまくいかない時もありますが、熱い、温かいご声援お願いします!

-見事な逆転適時二塁打、サブロー選手でした!

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