2012.10.01 MON
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vs埼玉西武 第22回戦

一戦必勝の気持ちで臨んだ2位・ライオンズとの試合。先発・グライシンガーが7回無失点と相手の攻撃を封じると、5番・角中がチームの全打点を稼ぎ出す大活躍。投打のキーマンが躍動し、4対0と快勝しました。

グライシンガーは持ち前の巧みな投球を十二分に発揮。自身3連勝となる12勝目を挙げました。

初回、2回裏と得点圏に走者を背負ったグライシンガーでしたが、ともに後続を打ち取ります。徐々に調子を上げていくと3回裏には三塁手・今江の好守にもり立てられ、この試合初めて3人で料理。西本投手コーチも「非常に体の切れがあるね。安心して見ていられるよ」と絶大なる信頼を寄せます。

4回裏、巧みな投球を続けるグライシンガーは1死の場面で相手4番・中村と対峙。中村に対しては一変して直球を勝負球に使い、空振り三振。力の投球も披露します。

中盤に入ってもグライシンガーの快投は続きます。変化球をコーナーに集め、5回裏は3イニング連続となる3者凡退。6回裏もテンポ良く投げて相手に付け入る隙を与えません。7回裏には2回以来となる安打を打たれるも、キッチリと後続を打ち取りました。グライシンガーは7回104球を投げ被安打3、奪三振5、無四球、無失点。文句のない素晴らしい投球内容でチームの窮地を救いました。

そのグライシンガーを力強く後押ししたのが、5番・角中のバットでした。その活躍ぶりを振り返りましょう。

初回、2死1、2塁と先制のチャンスで打席へ。「2ボールだったので、思い切って甘いボールだけ狙っていた」という角中は相手先発・菊池の直球をジャストミート。打球は深々と右中間を破る2点適時二塁打となり、先制点を奪取します。

3回表は2死3塁の場面で打席に入った角中は、変化球を巧みに捉え適時打を中前へ。「狙い通りのバッティングができて良かった」と自らの打撃を振り返ります。

勢いに乗る角中の打棒は止まりません。5回表には2死2,3塁のチャンスで相手2番手・松永の投じた直球を振り抜いた打球は痛烈なライナーとなり、この試合4打点目、猛打賞となる中前適時打となりました。「チャンスで回してくれていたので、何としても走者をかえそうという気持ちがあった」と今日の打撃を振り返った角中。今日は4打数3安打4打点の活躍で打率は.314。ライオンズ・中島の.312を上回り打率リーグ単独トップとなりました。角中のバットが逆転のクライマックスシリーズ進出に向けて、チームを導きます。

そして、角中の適時打を演出した2番・清田の活躍も見逃せません。

初回、内野安打で出塁すると、その後の角中の一打で本塁に生還します。3回表には右中間を破る二塁打を放つと、3番・根元の犠打で3塁へ進塁。角中の適時打で3点目のホームを踏みました。今日は4打数2安打2得点とチャンスメーク役を見事に果たし、8試合連続安打となった清田。明日もさらなる得点のチャンスを演出してもらいましょう。

今日の勝利で西武ドームでは5月5日以来の勝利。連敗も3でストップしました。クライマックスシリーズ進出のためにも負けられない戦いが続きます。投打で粘り強さを見せ、明日も勝利をつかみ取りましょう!

角中選手

-今日は猛打賞の活躍、角中勝也選手にお話を伺います。おめでとうございます!

(角中)ありがとうございます!

-今日はチームの全打点を叩き出しました。素晴らしい活躍ですね。

(角中)そうですね。必死にやった結果です。

-これでシーズン11回目の猛打賞です。今はどの辺に手応えを感じていらっしゃいますか?

(角中)手応えという部分では、まだそこまでないです。

-今日良かったのはどの辺でしょう?

(角中)チャンスで回してくれていたので、何としてもランナーを返そうという気持ちが良かったかなと思います。

-これで打率も上げて首位打者としました。いかがですか?

(角中)そのことに関しては全く意識してないことはないです。ほとんど意識してないですね。

-チームの連敗も止まりました。最後まで声援を送ってくださったファンの方々へ、最後にメッセージをお願いします。

(角中)明日も試合があるので、応援よろしくお願いします。

-おめでとうございます。今日のヒーローは角中選手でした!

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