2010.07.27 TUE
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vs埼玉西武 第16回戦

後半戦最初の試合は首位・ライオンズとの対戦。ここまで一進一退の戦いを繰り広げているライオンズに対して、開幕カード同様に快調な後半戦のスタートを切り、逆転優勝へつなげていきたいところです。先発マウンドには、ここまで8勝を挙げているマーフィーが上がりました。

初回、マーフィーは1死から四球と安打で得点圏に走者を背負います。すると、中島に技ありの適時打を打たれてしまい、0対2。先制を許してしまいます。

ライオンズ先発・許の前に2回まで続けて3者凡退に封じられていた打線は3回、8番・里崎が9号ソロ本塁打を黒く染まった右翼席に叩き込み、1対2。逆転の機会を虎視眈々とうかがいます。

続く4回、先頭の2番・細谷が安打を放ち出塁すると、続く3番・井口の打球は相手のミスを誘い、無死1,2塁とチャンスを作ります。すると、2死から6番・サブローが適時打を放ち2対2。「マーフィーも立ち直っていいピッチングをしてるから、早い回に追い付くことが出来て良かった」という「和」の精神で同点に追いつきます。

すると試合は5回以降、投手戦の様相を呈して速いテンポで進んでいきます。

しかし7回、ついに均衡が破れ、7番・福浦の自身「7年ぶり」と語るバックスクリーンへの7号ソロ本塁打で3対2と勝ち越しに成功。その後も安打と犠打などで2死1,2塁の場面を作ると、細谷は2番手・藤田からしぶとく適時打を放ち、4対2と一気に突き放します。細谷が挙げた今季初打点で、試合の流れは一気にマリーンズに傾きます。

マーフィーは7回途中で指先のアクシデントでマウンドを降りるまで、6回2/3を投げて投球数104、被安打4、奪三振6、与四死球3、失点2と好投。後を受けた2番手・古谷も落ち着いて後続を打ち取り、相手の反撃を退けます。

8回には5番・大松が約1ヶ月ぶりとなる14号ソロ本塁打を放ち5対2。攻撃の手を緩めず、ダメ押し点を奪います。

逆転勝利に向かって一直線に試合を運ぶべく、8回裏のマウンドには3番手・薮田が上がり、最終回には満を持して守護神・小林宏が登場。1点を返されたものの、動じることなく後続を封じてみせました。

追いかける展開でも諦めることのない、粘り強い攻撃で後半戦の初戦に勝利し、2位に転落したライオンズに対し1ゲーム差まで詰め寄りました。明日の試合でも今日のような粘り強い展開を見せ、白星をつかみましょう!

福浦選手

-今日のヒーローは、7回に貴重な勝ち越しソロホームランを放った福浦和也選手です。ナイスバッティングでした。

(福浦)ありがとうございます。

-あの場面は2対2の同点で7回1アウト、ランナー無し。どういった気持ちで、バッターボックスに入ったんでしょうか?

(福浦)同点だったので、チャンスを広げられるように、必死に塁に出ようと思っていました。

-そして、追い込まれてからのストレート。思い切り振ったわけなんですが、打った瞬間の感触というのはいかがでしたか?

(福浦)自分としては完璧に打てたかなと思います。

-福浦選手曰く7年ぶり、ホークスの斉藤和巳投手から打って以来のバックスクリーンへの一発ということなんですが、バックスクリーンへのホームランの味はいかがでしたか?

(福浦)本当に最高でした。

-それにしても、これで出場2試合連続ホームラン、そして3試合連続打点に、4試合連続ヒット。そして7月の打率.368ということで、この暑い夏、バッティング好調なんですけれども、手応えはご自身いかがですか?

(福浦)いや、そうでもないんですけれど、チームが勝てるように一生懸命、この暑い中たくさんのファンが応援してくれていますから、そのファンに応えられるように頑張っていきたいなと思います。

-そして今日からチームは後半戦が始まったんですが、白星スタートを切ることが出来ました。チームもまた首位が見えるところに来ていますけれども、今後の抱負も含めまして、今日詰めかけたマリーンズファンの方にメッセージをお願いします。

(福浦)今日、(西岡)剛が誕生日に入籍して、剛も多分ヒーローになりたかったと思うんですけれども、僕がなってしまいました。チームが勝って、また後半戦今日から始まりましたけれど、首位目指して頑張っていきたいなと思いますね。

-ナイスバッティングでした。今日のヒーローは貴重な勝ち越しホームラン、福浦和也選手でした。

vs埼玉西武 第16回戦

「開幕戦をここで負けていたので、後半戦最初の試合は勝つことが出来て良かった。

マーフィーは初回に失点したがその後は良く踏ん張ってくれた。最後はマメが出来たから大事を取って交代した。

打線はベテラン福浦が一発で決めてくれたね。さすが、数々の修羅場を経験してきたバッター。頼りになる。

細谷の追加点に大松のダメ押しホームランも大きかった。大松はこれで体の力が抜けて、本来の勝負強いバッティングに戻るだろう。細谷も守備でもいいプレーを見せてくれた。

打線はいい状態をキープしてくれている。明日もしっかり戦いたい。明日の先発は渡辺俊介だよ」

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